マネスキンのヴォーカリスト"ダミアーノ・デイヴィッド" カヴァー楽曲「ナッシング・ブレイクス・ライク・ア・ハート」のMVを公開！

世界的な人気を獲得しているイタリアのロック・バンド“マネスキン”。バンドのフロントマンであるダミアーノ・デイヴィッド（Vo）による

カヴァー楽曲「ナッシング・ブレイクス・ライク・ア・ハート」のミュージック・ビデオが公開となった。同曲は2018年に発表されたマーク・ロンソンfeat.マイリー・サイラスの世界的ヒット曲で、今年の「Spotify Single - バレンタインデー・エディション」シリーズの一環として、Spotify限定で先月配信されている。

（注：Spotify SinglesはSpotifyが提供するオリジナルプログラム。アーティストが自身のオリジナル曲やカヴァー曲をSpotify限定で配信）

【「ナッシング・ブレイクス・ライク・ア・ハート」ミュージック・ビデオ】

【「ナッシング・ブレイクス・ライク・ア・ハート (Spotify Single)」配信サイト】

Spotify： https://SonyMusicJapan.lnk.to/DamianoDavid_nblh

 

ダミアーノの故郷であるイタリア・ローマで撮影されたMVは、クローズアップされる映像とバックのムーディな薄暗い照明が、彼が曲に吹き込む生々しい感情やパフォーマンスの激しさを完璧にとらえている。撮影が行われたのは、イタリア人作曲家・編曲家のエンニオ・モリコーネがレコーディングを行ったフォーラム・スタジオ。このことについてダミアーノはこう語る。「曲を録音する差し迫った必要があったときは、いつもエンニオのスタジオで録っていたので、再訪してこのMVを撮って、まともな時間を過ごすことができたのは素敵なことです。ひとりのアイコン的存在の人がそこにいてくれているような感じが本当にします。しかも故郷のローマにいるというのは、いつだってとてもスペシャルな気分になるものです」。

 

ダミアーノのカヴァー・ヴァージョンでは、テルミン、メロトロン、ヴィンテージのタンバリン、チューブラー・ベルといった往年の楽器が聞こえてくるのが特徴。トラックのアレンジについてはダミアーノがこう語っている。「ロンソンとマイリーは僕が深く惚れ込んでいる2人のアーティストです。ロンソンの昔ながらの音楽的アプローチは時代を超える魅力があります。彼はいつも自分のルーツに敬意を表しながら音楽を深く掘り下げることをやってのけてきました。マイリーのルーツはカントリーと結びついています。僕はこの曲を、自分自身に深く根ざしているイタリア音楽を活かしてアレンジして、(エンニオ・)モリコーネにインスピレーションを得たサウンドを表現してみました」。と、ここでもモリコーネへの想いを述べている。

 

昨年8月にマネスキンのフェスティヴァル・ツアー終了後、ダミアーノはソロ・プロジェクトをスタート。ビヨンセやザ・ウィークエンド、カニエ・ウエストとの共作で知られる、イギリス人シンガー・ソングライター/プロデューサー“ラビリンス”がプロデュースしたバラード楽曲「シルヴァーラインズ」、シンセ主導のメロディやフック満載のコーラスなど、エネルギーに満ち溢れたポップ・ソング「ボーン・ウィズ・ア・ブロークン・ハート」をリリースするなど、バンドとはまた違った新たな魅力を見せてくれている。今年、ヨーロッパ、北米、中南米、オーストラリアなどをまわる5大陸31公演という大々的なツアーを行い、日本でも10月27日（月）東京・Tokyo Garden Theater、10月29日（水）大阪・Zepp Osaka　Baysideで開催。進化を見せ続ける彼に今後も注目だ。