現役俥夫ユニット・東京力車、5周年イヤー完走！新たに駆け抜ける飛躍のステージへ、全国ツアー発表！

現役俥夫から結成されたユニット・東京力車が6月4日、浅草・木馬亭にて「東京力車コンサート2025 -継往開来-」を開催した。2024年6月5日よりスタートしたデビュー5周年イヤー。その締めくくりとなった今回のステージタイトル「継往開来（けいおうかいらい）」には、これまでの歩みを継承しつつ、新たな未来を切り拓いていくという力強い意志が込められている。

ライブ冒頭、5年間の歩みを振り返るお芝居と語りのMCを交え、これまでの軌跡をたどる演出からスタート。続くオープニング曲「ソーラン節」では、和の魂にアクロバットの要素を融合させた、東京力車ならではの世界観が展開された。代表曲「男道」「唯我独尊SOUL」をはじめ、三波春夫さんの名曲を現代的にアレンジした三部作「握手をしよう～世界の国からこんにちは～」「Sole！～おまんた囃子～」「ニビイロトーキョー ～チャンチキおけさ～」を披露し、5周年イヤーの集大成とも言える、観客の心を揺さぶる熱いライブを繰り広げた。

終盤には、2024年8月21日にリリースされた「涙ひとしずく」を披露。作詞は純烈・酒井一圭氏の初アーティスト提供作品で、不安と野望を抱えながらがむしゃらに夢を追う男の姿を描いた力強くも切ない1曲となっており、東京力車はこの楽曲と共に全国を駆け巡り、各地でファンとの絆を深めてきた。さらに、2025年2月12日発売の最新シングル「俺らしく…」を歌唱。この楽曲は、演歌界のレジェンド・山本譲二氏が作詞を手がけており、自身の売れない下積み時代の思いや現状を打破しようと生き抜いてきた、“俺らしくありたい”という想いが込められている。その想いを胸に東京力車の3人が熱唱したその姿は、未来を切り開いていく力強い意思を象徴するワンシーンとなった。

アンコールでは、ファン＝仲間との絆をテーマにした「絆～仲間へ～」を披露、東京力車が客席をラウンド中、観覧に訪れていたシンガーソングライター・木村竜蔵氏がメンバーに呼び込まれステージに登壇。ファンが見守るなか、メンバーと木村竜蔵氏の間で新たな楽曲制作の約束が交わされ、会場は驚きと歓声に包まれた。さらには東京力車の全国ツアー「俺らしく駆け抜けろ2025-2026」の開催が発表され、嬉しいサプライズに会場は喜びに満ち溢れた。

その後には、世界中を人力車で走る挑戦を続けるガンプ鈴木氏を応援する楽曲「ミスターランナー」を披露。どんな困難にもめげず、ひたむきにゴールを目指すガンプ氏への熱いエールを込めながら、同時に自分たちの夢に向かっていく気持ちを重ねた力強いパフォーマンスで観客を魅了した。ラストナンバーは、ファンへの感謝の想いを込めた「ARIGATOU」を届けて、過去と未来をつなぐ“継往開来”の名にふさわしい一夜となったコンサートは終演を迎えた。

5周年イヤーを締めくくり東京力車はさらなる挑戦と飛躍のステージへと駆け抜けていく。