いきものがかり 結成25周年記念ライブ　 1夜限りの自身初の弾き語り武道館公演「いきものがかり 路上ライブ at武道館」1万2千人参加のなか大盛況で終了 新曲「会いたい」のパフォーマンスに加え、話題のドラマ主題歌「ドラマティックおいでよ」をライブ初披露

2024年、2人体制初のホールツアーの成功、初の海外パフォーマンスへの挑戦や全国路上ライブツアーの敢行など精力的に活動を続けるいきものがかり。

1999年11月3日のグループ結成から今年25周年を迎える前日、11月2日に自身初となる一夜限りの弾き語り武道館公演「いきものがかり路上ライブ」を開催。

グループとしては約9年ぶり、2人体制では初となる武道館公演となる。

“路上ライブ”というコンセプトならでは、まさにステージ上には町の風景の一角のようなセットが組まれるなか、開演を迎えるとまずは水野良樹・吉岡聖恵の２人がステージ上に登場。

「路上ライブ at 武道館」1曲目は、今年の５月ツアーファイナルで初披露され、各地路上ライブツアーでも歌い続けてきた「会いたい」を弾き語りで披露。

会場のファンも口ずさみながら、緊張感漂っていた会場が、一気に温かみが増す。

続いて、「Sing！」「ありがとう」を弾き語りスタイルでパフォーマンスすると、MCではライブで定番となっている「こんにつあー！」のコール＆レスポンスが。

「ラブソングはとまらないよ」「Good Morning」「夏空グラフィティ」と続けて披露。

「赤いかさ」「くちづけ」とインディーズ時代から披露し続ける楽曲が続き、往年のファンも唸るような、まさにグループの活動が過ごした時間を肌で感じることができるセクションに。

続くブロックでは、「季節を巡るように」と水野がMCで伝え、春夏秋冬をテーマにステージが展開。Interludeでは春を、「コイスルオトメ」では夏を、「あなたは」で秋を、「SNOW AGAIN」で冬を。

路上ライブというテーマだからこそ吹き込める楽曲の彩りを表現した。

「ここから盛り上がっていけますか～！」という水野の呼びかけののちに、日本テレビ系日曜ドラマ「若草物語―恋する姉妹と恋せぬ私―」主題歌として話題沸騰中の新曲「ドラマティックおいでよ」をライブ初パフォーマンス。

このセクションからドラムスのサポートメンバーも加わり、「気まぐれロマンティック」「ブルーバード」「じょいふる」と代表曲を披露すると、会場のボルテージは最高潮に。

続くMCで吉岡は「私たち気づいたら明日で25周年で、だからまた路上に戻ってきたんだけれど、その25年の中でもみんなの生活があって、その時生まれていない人とかもまだいて、自分たちもあのタンバリンケースとギターをもって、こんなにぎやかな景色がこんなあったかい拍手がもらえるとその時何も想像していなかったけど、また1歩ずつここから進めるって今日のライブで思えたので、またこれからもよろしくお願いします。本当に今日はどうもありがとう」

とファンにメッセージを送ったのちに、インディーズ時代から愛される楽曲「からくり」を2人だけで披露。

本編最後には「会いたい」のスペシャルムービーが放映されたのちに、スペシャルゲストの世武裕子とサポートメンバーと共に「会いたい」を披露。

大きな拍手の中、会場を包み込むファンに向けて何度も『ありがとうございました。』と語りかけながらステージを去った。

アンコールにいきものがかり２人が登場すると、水野がMCで「アンコールありがとうございます」「ひとり、尊敬する方が特別に駆けつけてくれました」とスペシャルゲストとして小田和正氏をステージに呼び込んだ。

「小田さんと3人で、このデビュー曲をやらせてもらおうと思います」と水野の言葉が添えられ、吉岡のタイトルコールに続き、デビュー当初の15年前番組で披露した以来となる「SAKURA」をコラボパフォーマンス。

その後のMCでは「いい歌をいっぱい書き続けて、聞かせてください」と小田和正氏よりいきものがかりへエールの言葉も贈られた。

続いて、ふたたび3人で、「君住む街へ」を披露し、会場は大きな熱気に包まれた。

最後には、1st アルバム「桜咲く街物語」に収録されている楽曲「タユムコトナキナガレノナカデ」を披露し、名残惜しい空気の中で閉幕。

公演中には来年2025年初夏よりアリーナツアーを開催することを発表。結成25周年を迎えてもなお、活動に勢いが増すいきものがかりから目が離せない。

本ライブの模様は、12月5日(木)12:00より各配信サービスにてアーカイブ配信が行われる。

情熱大陸が制作するドキュメンタリー映像も楽しむことができる配信チケットも12月19日まで販売中。生配信では放送されなかったアンコールも配信予定なので、気になる方は是非チェックを。