横浜のオルタナティブロックバンド、レイラが主催するFesイベント「いとしの令和」が2024年12月1日(日)に新宿LOFT&LOFT Barで開催され、邦楽ロックフリーク達を熱狂させた。2019年の初開催から2024年で6年目となる「いとしの令和」。
レイラと親交が深く、その年に躍進したアーティストやバンドたちが数多くブッキングされる年末の恒例Fesイベントとして定着。
今やライブハウスシーンの最前線をゆくアーティストをチェックできる貴重な機会となっている。
2024年もレイラの呼びかけにApes / Gum-9 / CAT ATE HOTDOGS / チョーキューメイ / the paddles / 板歯目 / FINLANDS / mabuta / 未菜 / LUVPOLISが集結した。
最初のステージ飾るのはApes(エイプス)。トップバッターの期待に余裕で応える、タイトで疾走感のある演奏でこのイベントの幕開けにふさわしいステージを務め、
素晴らしい一夜になる事を予見させる。続いてバーステージではLUVPOLIS(ラブポリス)が登場。昨年惜しくも解散したユレニワのShiro Nakamuraが新たに結成したバンドだ。
ハイセンスな重低音が温かさと切なさなど相反する感情を増幅させる独特の世界観を遺憾なく発揮しフロアを熱くする。
そして次に登場するのは板歯目(バンシモク)。ヘヴィなグルーヴでオーディエンスのハートをからめ取るようなパフォーマンスで無二の存在感を示す。千乂詞音のドスの効いたヴォーカルが妙に心地良い。
バーステージに移動すると未菜(みな)が打って変わってアコースティックサウンドで迎えてくれた。元BiSでチャントモンキーとして活動していた彼女がこの日はシンガーソングライターとしてギター弾き語りでパフォーマンス。
芯のある澄んだ声がひと時のチルアウトとなった。
そしてチョキューメイのライブがスタートすると会場の空気感が変わる。卓越した演奏力とキャッチーな中に緊張感を宿す独特な雰囲気は彼らのライブでしか味わえないものだ。
ダンスとポップを深く理解する者達が繰り広げる秀逸な世界にフロアが浸る。
この様に「いとしの令和」ではメインステージとバーステージで交互に、そしてノンストップで繰り広げられるパフォーマンスを通して会場のボルテージを絶えず上げながらバトンを繋いでいくのだ。
続いて、情感豊かな令和のビートロックバンドGum-9(ガムナイン)がライブをスタートする。オーディエンス達と一緒に呼吸を合わせるような歌がフロアに染み渡り、胸が締めつけられるようなメロディーがこれでもかと突き刺る。
最後はアップテンポの「Imada Karen」で盛り上げて後半戦を迎える。
場をメインステージに移しスリーピースバンドthe paddles(ザパドルズ)が登場。キャリアを重ねながらも常に観るものに新鮮な印象をあたえる彼らだが、
飾らず力強い演奏で確実に一体感を創り上げてくステージ運びは流石の域。
そしてmabuta(マブタ)のミッドの効いたギターとタイトで重心の低いリズムが織りなす男気溢れるパフォーマンスがバーステージを揺らす。憂を帯びた重いリフとキメで会場全体が徐々に高み昇っていくような感覚を覚える。
その熱気は塩入冬湖率いるFINLANDS(フィンランズ)に繋がれ会場のボルテージは更に高まる。心地よい熱狂を生み出すボーカル力とライブ力を遺憾なく発揮。
一筋縄ではいかないポップセンスが何倍もの奥行きを与え会場がFINLANDSに没入する中、圧巻のパフォーマンスを終えた。
CAT ATE HOTDOGS(キャットエイトホットドッグ)はバーステージのトリとして登場。泥臭くも華麗なコードワークが光る芯を食ったパフォーマスで満員のフロアを上げまくる。きっちり責務を果たしレイラに繋いだ。
いよいよ本日のオーガナイザー・レイラが登場。一曲目「Emma」からMAXのテンションでフロアを煽り倒し今日集まってくれたバンド・アーティストとオーディエンスへ感謝を叫ぶ。
途中MCで「いとしの令和」とバンドを支えてくれる人たちへの熱い思いを述べ、その後も上げたテンションを一瞬たりとも落とさない怒涛のライブを展開した。
11月27日(水)には「ABC-MART BLACK FRIDAY SALE」TVCMソングに起用された「ヒットソング」をデジタルリリースし毎年80本にも及ぶライブで着実な前進を止めないレイラ。
既に日本のライブハウスシーンではなくてはならない存在へと成長した。
12月8日(日)には新宿ロフト歌舞伎町移転25周年記念特別興行『新宿ロフト野音フェアウェルパーティ〜さよなら、ありがとう野音』に出演し、
氣志團や柳家睦&THE RAT BONESらと日比谷野外音楽堂のステージに立つ。
また、2025年には下北沢SHELTERにてマンスリー新企画「Lucky Seven」がスタートする。
レイラSNSにて詳細が発表されるので是非チェックしてもらいたい。
2024年12月1日(日)新宿LOFT&LOFT Bar
「いとしの令和」
レイラセットリスト
1.Emma
2.SEASIDE
3.このまま
4.ヒットソング
5.アパートの中で
6.透明少女
en1.つまらない
en2.Emma
【レイラ NEW RELEASE INFORMATION】
デジタルシングル「ヒットソング」
2024年11月27日(水)配信
「ABC-MART BLACK FRIDAY SALE」TVCMソング
Pre-add/Pre-save:https://virginmusic.lnk.to/hitsong_Pre
【LIVE INFORMATION】
■新宿ロフト歌舞伎町移転25周年記念特別興行
「新宿ロフト野音フェアウェルパーティ〜さよなら、ありがとう野音」
2024年12月8日(日)日比谷公園大音楽堂(開場14:20 / 開演15:00)
出演:氣志團 / 柳家睦&THE RAT BONES
MC:まちゃまちゃ
ハーフタイムアクト:ザ・シスターズハイ / レイラ / the myeahns
チケット:前売¥6,900(指定席)
ぴあ https://t.pia.jp/pia/ticketInformation.do?eventCd=2442764&rlsCd=001&lotRlsCd=
e+ https://eplus.jp/sf/detail/4223510001-P0030001P021001?P1=1221
LAWSON https://x.gd/68Ziw
【問い合わせ】新宿LOFT 03-5272-0382 https://www.loft-prj.co.jp/schedule/loft
https://x.gd/68Ziw
■レイラ × SHELTER presents”Lucky Seven”
2025年1月7日(火)、2月7日(金)、3月7日(金)(開場19:00 / 開演19:30)
下北沢SHELTER
【出演】レイラ / Dear Chambers(1月7日ゲスト出演) / UNFAIR RULE(1月7日ゲスト出演)
【チケット】前売¥3,000 / 当日¥3,700
【レイラ RELEASE INFORMATION】
■EP 『つづく』
2024年2月9日(金)配信
【収録曲】
1.Rainy day
2.このまま
3.kadode
4.透明少女
「kadode」ミュージックビデオ:https://youtu.be/hnLIMuTXoIE
再生・購入はこちら https://virginmusic.lnk.to/Tsuzuku
■シングル 「考えるのもうやめたい」
2023年11月10日(金)配信
ディストリビューション:Virgin Music Label and Artist Services
再生・購入はこちら https://virginmusic.lnk.to/mouyame
「考えるのもうやめたい」MV:https://youtu.be/KAjEOjejzzw?si=VCaGhjlMMqZZpwa4
■シングル 「いつかの君へ」
2023年9月13日(水)配信
再生購入はこちら https://virginmusic.lnk.to/Itsuka
「いつかの君へ」MV:https://youtu.be/CJWsnttarHU?si=UQ_SZ9SGHjkS_6N4
■3曲入りEP『WONDERLAND』
2023年1月18日(水)配信
【収録曲】
1. WONDERLAND
2. 話をしよう
3. 美しい風景
再生・試聴はこちら:https://virginmusic.lnk.to/WONDERLAND
「WONDERLAND」MV:https://www.youtube.com/watch?v=R_3InW3iDgc
「話をしよう」MV:https://youtu.be/yUmXC2l-bxA
「美しい風景」MV:https://youtu.be/EwLms6NxjGE?si=GNzAuamyl6frcshJ
【レイラ Biography】
横浜出身オルタナティブロックバンド。Vo./Gt. 有明、Gt. みうらたいき による2人組。2016年、横浜で結成し4人組バンドとして活動。現在25歳。関東のライブハウス・シーンでは次世代を代表するバンドとして注目を集め、2021年7月には渋谷WWWでワンマンを成功させる。直後にベース、ドラムスが脱退という危機に瀕するも、Vo./Gt.の有明、Gt.みうらたいきの二人で新たなスタートを切り、サポートメンバーを入れながら、精力的にライブ活動中。エッジの効いたシューゲイザー・ギターサウンドとキュートなヴォーカル、琴線に響くリリックが絶妙なケミストリーを生み出しリスナーを中毒化している。毎年70本を超えるライブを敢行し、着実にオーディエンスを増やしている。
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