──まず、6月21日にLINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)で行われたワンマンLIVE “7歳”について聞かせてください。MCで“ホールライブをやってみたかった”と話していましたが、実際にやってみていかがでしたか?
佐伯隼也「ホールワンマンはずっと念願だったので、できてよかったなという気持ちです。同時に、今度はもっとすごい仕掛けをしてみたいなと思いました」
秦愛翔「僕、「祝祭は遠く」という曲が好きなんですけど、リハーサルのときにこの曲を客席から見てみたんです。我ながら“すげえ”って思いました。自分のバンドですけど“ホールが似合うな”と思ったし、お客さんとして観に来てみたかったなと思いました」
山本薫「ライブハウスだと、フロアはずっと平場で、下から見上げられている感じなんですけど、ホールではそうじゃないんです。全員がちゃんと僕たちのことを観られるし、椅子もあるし…普段とは違う環境なので、やる前は不安がちょっとありました。でも実際にステージに立ってみたら、いい意味でお客さんがいつも通りで。不安が一瞬でなくなって、いつもどおりに良いパフォーマンスができました」
宮崎一晴「クジラ夜の街は、昔から“ロックバンドのライブというものに対する固定観念を覆したい”という想いでやってきたので、そういう意味でホールワンマンはすごく相性がいいなと思いました。あと、ホールの構造上、ステージが客席より低い位置にあったので、“僕たちが作品を紡ぎ出してそれを見てもらう”というよりは、僕たち自身が作品になっている感覚があって面白かったです。自分たちが音楽と同化しているというか、作品そのものになっている感覚がして。すごく気持ちよかったし、ハイになりました」
──拝見していても、本当にお芝居や映画を見ているような気持ちになって、ライブに来ているというのとはまた違う感覚になりました。
宮崎「そういう多文化的な楽しみ方があっていいんだと思うんです。真ん中に音楽があるけど、それだけじゃないという。僕たちはいろんなところから影響を受けて音楽を作っているので、ライブにおいても他の文化からの影響を表現して良いんじゃないかな?って。だからライブをやっていて楽しいのはもちろん、作っていてもすごく楽しかったです」
──今回のライブで、解釈や印象が変わった曲はありますか?
宮崎「それ、メンバーに聞きたいかも! まず自分は…「美女と野獣」の印象が結構変わりました。そもそも「美女と野獣」は舞台作品でもあるので、それが今回のステージとすごく相性が良くて。あと、自分がスタンドマイクからハンドマイクに切り替えて、自由に動けるようになったおかげで、ボディランゲージなどを使った役者的なアプローチができるようになったことも大きかったです。広がりのある舞台で、この楽曲はすごく映えるなと思いました。ボディランゲージは、リハーサルではやっていなかったんです。でも本番、歌を歌っていたら“こんな動きをしてみたいな”と思わせる魔力みたいなものが舞台上にあったんです。それは本当にホールの持つ力というか…今までいろんなアーティストが渋谷公会堂で何かを表現してきたからこそ、僕にそうさせたというか。そういう意味でも「美女と野獣」はすごく面白かったです」
山本「僕は「夜間飛行少年」ですね」
宮崎「あー、あれも良かったね!」
山本「今まで「夜間飛行少年」って、セットリストの頭か最後だったんです。何度か中盤でもやってみたんですけどイマイチで。でも今回は結構ハマった感じがありました」
──まさに中盤でしたね。
山本「はい。それがすごく良い流れになって最後まで持っていくことができました。数年前から“「夜間飛行少年」に頼らないライブがしたいね”みたいなことを言っていたんですけど、やっとそういうライブができるようになったことで、自分たちの成長を感じられた瞬間でもありました」
宮崎「中堅を担ってくれたのも頼もしかったですし。そこに頼らない自分たちも頼もしかったよね」
山本「ですね」
秦「僕は“ホールでやって印象が変わった曲”という質問に対するアンサーなのかはちょっと微妙なんですけど…「風のもくてきち」をホールでできたことがすごく感慨深かったです。僕たち、実は高校生のときにホールでライブをしたことがあるんです。部活動の一環として大会があったんですけど、その会場がホールで。そこで「風のもくてきち」をやったんです。自分たちでは“良いライブをした”という自信はあったんですけど、結果は奨励賞。優勝を目指していたのですごく悔しい想いをしました。その曲を、形は違えどまたホールで演奏できて、やっている曲は同じだけど景色も何もかも違くて。曲は変わっていないけど、僕たちがやっていることも、僕たちも変わったんだなと思ってすごく感慨深かったです」
佐伯「僕は「Saisei」です。これまでライブで数回しかやったことがない曲で、自分のなかで「Saisei」という曲の解像度みたいなものがあまり高くなかったので、ライブでやるのが難しかったんです。でも今回のホールでは、「Saisei」の歌詞にある<1000年先の未来>というキーワードを軸にライブのストーリーを展開させていたので、そのストーリーの中で演奏したら、自分の中で解像度がぐっと上がって。すごくやりやすくなりました」
──まさに「Saisei」の歌詞世界ともつながってきますが、今回のライブは“1000年後に生きる、ロックバンドを好きな人が、クジラ夜の街のライブを観に来る”というストーリーに沿って展開されました。このコンセプトはどのように考えられたものですか?“ロックバンドというものがなくなってしまうかもしれない”という危機感を持っているのでしょうか?
宮崎「正直、危機感は感じていないんですけど、そうなるだろうなとは思っています。ライブ会場に行く人はどんどん減っていくと思うし、音楽を聴くということに対しても、聴き方が変わっていくだろうな、と思っています。CDを買う人が少なくなっているというのはその最初の例ですけど、これがいつかサブスクで聴くこともなくなって、映画やアニメのテーマソングとしてしか聴かないようになっていって…。そのあと、そもそも歌じゃなくて、リズムだけでいいんじゃないか?とか、効率的に脳みそを喜ばせるようなコード進行や画一的なリズムが作られていって、バラエティ豊かだったイマジネーションみたいなものが枯渇していく…という未来は想像できてしまうんです。でもこのコンセプトは、“そうならないための警告”とかそういうことではなくて、あくまでも1つのエンタメなんです。“でも今、楽しいよね”、“今はライブに来られているし、今を楽しめればいいよね”という、それくらいでいいよなって。僕たちは1000年後には生きていないですし。ただ、僕たちのこの音楽が1000年先に語り継がれたらラッキーだよねっていう、軽い気持ちです。そこまで重たくは考えていなかったです」
──ライブのコンセプトと楽曲は、どちらが先にできたんですか?
宮崎「楽曲が先です。そのあとにライブのコンセプトを考えていきました。この曲は、サビだけ3年前くらいからあって。いざ曲を作ろうと思ったときに、“この曲、カッコいな”と思い出して着手しました。音楽賛歌のような、音楽のための音楽なんですけど、それは今、このフェーズで着手すべきだなと思いました。3年前よりも、文化全体に対する自分の想いみたいなものも増していると思うし、単純にメンバーの演奏の技術も向上しているので。この曲って熱処理が大事なんです」
──熱処理?
宮崎「この楽曲には熱い想いがこもっているんですけど、それを表に出してはいけないというか…低温調理するべきなんです。内側に炎をたぎらせるようなイメージです。3年前は10代だったので、どうしても熱い想いを表現するためには、大きな音で派手なプレイングを選んでしまっていました。だけど、この曲はそうじゃなくて、それをぐっと内側に留めたうえで、炎はたぎらせたかったんです。それをプレイに出せるまでに3年必要だったんじゃないかな?と思います」
秦「名曲を作ろうとすると、楽器はどうしても熱くなりがちで。ドラムは特に音量がデカくなってしまいがちなんです。それはそれでカッコよさだと思うんですけど、僕はドラマーとして日本を代表するくらいのドラマーになりたいと思っています。そう考えると、熱いだけじゃいけない。そう考えていたときにこの曲が現れました。今までやってこなかった冷静さを兼ね備えたアプローチが、この曲ではできると思ったので、初めてこの曲を聴いたときには燃えました。例えばアウトロだったらハイハットをまったく開かないとか、熱量は他の楽器に任せて自分は後ろに徹するとか、そういうことがちゃんとできたので、この曲を経てドラマーとして成長できたんじゃないかなと思います」
山本「3年前と今とで、ライブのやり方もかなり変わってきていて。最近はボーカルの宮崎がギターを弾かないでボーカルに徹する曲があるんですが、この曲も“一晴がギターを弾かない曲を作る”と決めてギターをつけていったんです。そうなると、隙間をどう埋めるかが重要になってきて」
──ギターのバランスが難しくなりますよね。
山本「そうなんです。ただコードを弾いて埋めるのは簡単だけど、それは何も考えていないのと同じじゃないかと思ってしまって。そこで、ディレイというエフェクターをかけて、音を伸ばして滲ませようと考えました。そこから、どういうディレイにしようかを考えて…。そういう意味では、今までになかったものができたと思います。そもそも音楽賛歌というものにどういうギターをつけるか、すごく悩んだんですよ」
宮崎「それは考えるよね」
山本「うん。シンプルにするのか、オールドロックみたいなものを持ってくるのかとか、いろいろ考えたときに、“ここで自分がやってきた音楽を出さないでどうするんだ!?”と思ったんです。それがエフェクティブなイントロのフレーズだったり、最後のギターソロだったりにつながっています」
宮崎「「Saisei」って、ざっと数えるだけでもギターの音が5種類くらいわかれているよね。まずイントロの音とAメロの音が違うし、AメロとBメロも違うし、Bメロとサビも違うし…」
山本「そう。だからライブでやるのがめっちゃ大変で。ワンマンのためにエフェクターをいっぱい買いました(笑)」
佐伯「僕もちょっと薫と似ていて。この曲って、特にイントロは音数も少ないし、隙間も空いていて…クジラ夜の街では今までやったことのないタイプの曲だったので、ベースを一日中考えていたくらい、すごく時間をかけて作りました。いつもは感覚やパッションで付けていくことが多いんですが、今回はパッションではできないような、機械的な“ここはこういうフレーズから絶対に変えない”みたいなパートを作りつつ、アウトロでは人間味を見せるみたいなことをして。大変でしたけど、新鮮でした」
──コンポーザーは宮崎さんですが、各フレーズはメンバーにお任せするんですか?
宮崎「この曲はかなり口うるさく言いました。でも僕が全部を考えると僕だけの作品になってしまうので、必ずメンバー由来のものは多く残すようにしています。この曲も一人ずつ“すごく良いな”と思うところがあって。まず薫のギターは、最初のメインフレーズ。これ、一発目で出たんです。あのフレーズは、イントロでは一番目立つ存在でありながら、プレイバックっていう何回も繰り返すところでは縁の下の力持ちになっていて。リバーシブルの服みたいですごいなと思いました」
山本「確かに」
宮崎「秦のドラムはBメロ。僕も一緒に考えたんですが、もう“これしかないな!”と思いました。僕は今までああいうドラムが入っている楽曲には出会えていなかったので、面白いアプローチなんじゃないかなと思いました」
秦「そうだね」
宮崎「佐伯のベースに関しては3つあるんです。1つ目はアウトロのフレーズ。堅実なんだけど、遊ぶところでしっかり遊ぶ、でも絶対に遊び過ぎない。もう1つ、遊ばないところが、ベースソロ。<on bass>という歌詞のあとの2小節のベースソロなんですが、普通のベーシストだったら絶対に目立ちたいところなんです。自分の考えうる一番すごいフレーズとか、テクニックをひけらかしたり。だけど佐伯はとにかく堅実に、一度出てきているフレーズを入れてきました。すごいです」
佐伯「個人的にはハイフレットで遊ぶのが好きなので、それもいろいろ考えたんですけど、その結果、これが一番良かったんです」
宮崎「そこに美学を感じました。もう1つは、超細かいんですけど、イントロの2小節目の3拍目の音。“隙間を作りたい”っていう話をしていたんですけど、そこで16分で2個、音を鳴らしていて。これが気持ちいい! 音を抜くにしても、“ただ弾かないだけだとなんか違うな”と思ったもののいい形が見つからなくて…どうしようかな?と思っていたら、佐伯がこれを出してきました。頼もしかったです」
──それぞれが新しいことに挑戦したこの曲は、今後クジラ夜の街にとって、大きな武器になっていきそうですね。
宮崎「これは武器ですね。これまでにライブで3回くらいやっているんですけど、この曲をやると明らかに空気が変わるんです。クジラ夜の街の曲の中で間違いなく一番強い曲になっていると思います」
──そのほかに、本作の収録曲の中で特に好きな曲や気に入っているフレーズ、注目してほしいところなどをお一人ずつ教えてください。
宮崎「僕は「失恋喫茶」かな。失恋ソングって世の中にたくさんありますけど、そのほとんどがすごく悲しい曲か、振り切った明るい曲かの二択だと思うんです。でもこの曲はどちらでもない。というのも人の失恋をバカにしたいという気持ちがあって。人の失恋なんて、他人からしたらどうでもいいことだし、コメディーだったりするんですよね。そういう気持ちって大事だよなと思って作りました。この詞が出来上がったときは、何度も読み返しちゃいました。MVも過去イチ好きなので、早く皆さんに見てもらいたいです」
山本「僕はインストの「ずっとおぼえていてね」。宮崎が持ってきてくれたピアノのフレーズを元に、僕が他の音色をつけていった曲です。最初に聴いたときにイメージした風景があって。昔、祖父母と一緒に住んでいた家が、昭和に建てられた古くて大きな一軒家だったんですけど、そのなかに通称“アトリエ”って呼ばれてた部屋があったんです。フローリングの部屋で大きなピアノが置いてあって。自分の中で、この曲を最初に聴いたときに、“その家が崩れていく中でピアノだけが残っている”という風景が浮かんできたんです。だから何かが崩れていくような音色を足したり、破壊音のような打撃音を入れたりしました。曲が出来上がってから、宮崎にこの曲のイメージを聞いたら…」
宮崎「薫には話していなかったんですけど、僕の中ではカメラに自我が芽生えるみたいな設定でした。そのロボットみたいなのが、ピアノを弾いているんですけど、どんどんボロボロになっていくんです。だからリズムはちぐはぐにして。最後は瞬きみたいに写真を撮りながらもピアノを弾いているという情景を想像しながら作りました」
山本「それが自分の印象とすごくマッチしていて、驚きました」
宮崎「薫とは曲を聴いたときの感受性が似ているんですよ。特に最近はそのチューニングが合ってきた感じがあるので、これからいろんなインスト曲を一緒に作っていきたいです」
秦「僕は「祝祭は遠く」。アイルランドの音楽がすごく好きで、“アイルランドの音楽をクジラ夜の街で作りたい!”って、ものすごい熱量でみんなに共有してできたのがこの曲なんです」
──秦さん発信で出来た曲だったんですね。
秦「はい。この曲のドラムって、フレーズで言ったらすごく簡単なんですけど、僕にしか思いつかないドラムなんだろうなという自負があるんです。そもそもクジラ夜の街の曲って、ドラマーからしたらすごく難しくて。ファンタジーをモチーフにしているバンドですけど、ファンタジーって形がないものじゃないですか。でもドラムってすごくアコースティックな楽器だし、僕の動き次第で全てが崩れてしまうところがあるんです。そういう意味で、僕はいつも技術的にかなり難しいことをやっているんですけど、この曲に関しては、プレイ以前に、“僕じゃないと思いつかないんだろうな”と思うようなドラムになっています。オーケストラの打楽器奏者みたいなムーブなんです。それは、このバンドを7年間やってきた僕だからこそ出せたものだと思います」
佐伯「僕は「美女と野獣」です。この曲は全体を通してシンプルなベースにしようと思っていました。何故かというと、薫のギターがメインの曲なので、ベースは支える側に徹したほうがいいと思ったので。ライブでやっていて一番気持ちいいと思う瞬間もギターソロですし。薫がゆったりソロを弾いているときに、自分はシンプルなフレーズをただひたすら続けて“今、支えてるわ〜”と気持ちよくなっています」
──先ほどの「Saisei」でのベースプレイの話もそうですが、ガンガン前に出て目出ちたいという気持ちにはならないんですか?
佐伯「アウトロでは目立ちたがっています。そこ以外は支える側です」
──その使い分けを楽しんでいるんですね。
佐伯「はい」
──では最後に。この作品に『青写真は褪せない』というタイトルを付けた理由を教えてください。
宮崎「これまで“星盤”“海盤”“夢盤”と、○○盤としてきたので、“今回は何にしようかな?”というところから考えました。なんとなく“青盤”がいいなと思ったので、“青”から始まる言葉を考えていたときに“青写真”という言葉が思い浮かびました。“青写真”という言葉には、設計図みたいな意味合いがありますが、ちょうど、この作品を作っているときに、“クジラ夜の街の新しい音楽はこのEPから始まっていくんだろうな”ということをすごく感じていて。ここに入っている5曲は全部、今までやってこなかった曲たちで、これからの計画書みたいなものだと思ったんです。だったら、この気持ちを忘れないようにしよう、覚えておこうと思って、『青写真は褪せない』にしました」
──ここから新しいクジラ夜の街が始まるという予感があるんですね。
宮崎「はい。僕はこのEPで“やっと音楽が始まったな”という感覚があるんです。今までは“バンド”でした。それはそれで楽しかったんですけど、ここから僕たちは“音楽家”になっていくんだなと。そういう意味で、とにかくこの作品はいろんな人に聴いていただきたいと思っています」
(おわり)
取材・文/小林千絵
写真/中村功
RELEASE INFORMATION
クジラ夜の街『青写真は褪せない』通常盤(CD)
2024年7月3日(水)発売
CRCP-40685/1,500円(税込)
各音楽配信サイト >>>
M1「Saisei」
映画『この動画は再生できません THE MOVIE』挿入歌
<公式HP>http://www.tvk-yokohama.com/konodoga/
<公式X> https://twitter.com/konodoga
- クジラ夜の街ワンマンLIVE “7歳”
- SET LIST
1. 踊ろう命ある限り
2. ここにいるよ
3. 風のもくてきち
4. 失恋喫茶
5. あばよ大泥棒
6. BOOGIE MAN RADIO
7. 裏終電・敵前逃亡同盟
8. 美女と野獣
9. 拝啓
10. 歌姫は海で
11. 再会の街
12. ヨエツアルカイハ1番街の時計塔
13. 夜間飛行
14. 夜間飛行少年
15. 少年少女
16. 時間旅行
17. 時間旅行少女
18. ずっとおぼえていてね
19. Saisei
En1 浮遊
En2 ハナガサクラゲ
En3 祝祭は遠く
日程:2024年6月21日(金)
LINE CUBE SHIBUYA (渋谷公会堂)
セットリストプレイリスト公開中 >>>
LIVE INFORMATION
SMA 50th Anniversary presents クジラ夜の街×崎山蒼志「劇情」
2024年9月13日(金) 名古屋 THE BOTTOM LINE
2024年9月14日(土) 大阪 Yogibo META VALLEY
2024年9月26日(木) 東京 LIQUIDROOM
<チケット先行>
期間:6月21日(金)21:00~7月10日(水)23:59