いい歌でありさえすれば必ずヒットする。
これが歌の本来あるべき姿です。しかし、現実は強力なタイアップが付いていなければ売れない時代です。いかがなものか？と思います。この風潮に私はあえてアンチテーゼを投げかけたい。いい歌は売れるべきだし、たくさんの人たちに聴いてもらいたい。そんな“音楽愛”が私のポリシーです。
「こんないい歌、聴かなきゃ損！音声版」の第1回目のゲストには「LOSTプロポーズ」を歌う坂本つとむさんをお迎えしてお送りします。坂本さんのこれまでの歌手人生、歌への想い、そして「LOSTプロポーズ」について存分に語っていただきました。ぜひお楽しみください。
富澤一誠
Age Free Music 富澤一誠のこんないい歌、聴かなきゃ損！ 第1回 坂本つとむ「LOSTプロポーズ」
1971年より音楽評論家として活躍し数多くの執筆、評論を手掛けるなか、USEN音楽配信サービス Age Free Music～大人の音楽～の監修も務める富澤一誠が、音楽愛を持って今の時代にこそ聴いてもらいたい「本当のいい歌」を紹介する。第1回は坂本つとむ「LOSTプロポーズ」を取り上げる。
富澤一誠
1951年、長野県須坂市生まれ。70年、東大文Ⅲ入学。71年、在学中に音楽雑誌への投稿を機に音楽評論家として活動開始し、Jポップ専門の評論家として50年のキャリアを持つ。レコード大賞審査員、同アルバム賞委員長、同常任実行委員、日本作詩大賞審査委員長を歴任し、現在尚美学園大学副学長及び尚美ミュージックカレッジ専門学校客員教授なども務めている。また「わかり易いキャッチコピーを駆使して音楽を語る音楽評論家」としてラジオ・パーソナリティー、テレビ・コメンテーターとしても活躍中。現在FM NACK5〈Age Free Music!〉（毎週木曜日24時から25時オンエア）、InterFM〈富澤一誠のAge Free Music～大人の音楽〉（毎月最終木曜日25時から26時オンエア）パーソナリティー。また「松山千春・さすらいの青春」「さだまさし・終りなき夢」「俺の井上陽水」「フォーク名曲事典300曲」「『こころの旅』を歌いながら」「私の青春四小節～音楽を熱く語る！」など著書多数。
