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「ジュルナルクボッチのファッショントークサロン」by SMART USEN



まずは新型コロナウィルスに感染された多くの方々に心からお見舞い申し上げるとともに、皆様の早期回復を心よりお祈り申し上げます。また、お亡くなりになられた方々におきましては、謹んでお悔み申し上げます。 医療従事者の方々など、不安な中生活インフラに関わるエッセンシャルワーカーの方々にも心から敬意を表します。 さて、新型コロナウィルスの感染拡大にともない、世の中が数週間の間に一変してしまいました。まだ全てが解明されていないウィルスであることから、見えない敵と戦っている不安がじわじわと心に侵食してくるような怖さを感じます。

ファッション業界は、外出自粛にともない営業停止を余儀なくされるなどビジネスへの影響は大きく、その後にやってくるかもしれない不況の影を思うと出口の見えない思いです。 ですが、事態が深刻化したと判断した時にまず出たのは、もちろん社員をはじめとしたステークホルダーの健康をどう守るか。それと同時に4月に入社してくる新入社員、就活がスタートしたばかりの21卒の学生たちのことでした。 就活生たちの不安は計り知れないものがあると思います。人と人との接触を極限まで減らすことが推奨される中、通常の就職活動が困難になるからです。メディアを見ても連日不安を煽る情報ばかりで企業の情報収集もままなりません。

そんな中、ベイクルーズではいちはやくウェブ企業説明会に参加しました。READY TO FASHIONさんがものすごいスピードで作ったこの仕組みにトップバッターで手を上げ、就活生たちの質問に可能な限り回答する形で不安に寄り添いました。 4月入社の新入社員に対しては、完全リモートでのオンボーディングを実施。オンラインでありながら、会社との距離を感じさせないプログラムをこれまたものすごいスピードで作りあげました。 良かったこともあります。ウェブ企業説明会はやってみると想像以上の反響がありました。デジタルネイティブ・動画世代である学生たちとの相性が良いのかもしれません。遠隔地の学生にも届けられるという利点もあります。



ベイクルーズでいちはやく開催したウェブ企業説明会



在宅勤務の推奨により「働き方」も大きく変化しました。必要に迫られて「とりあえずやってみよう」という企業も多かったと思いますが、ポジティブな発見も多かったと思います。

さて、ファッションはというと、「衣食住」という生活の3大要素を担っていながらも、「家から出ない」=「おしゃれする必要がない」と評価する人も多くみられますが本当にそうでしょうか? 希望的解釈かもしれませんが、私はファッションは「人に見てもらう」という要素ももちろん大切なのですが、「自分を高揚させるもの」という意味合いも強いのではないかと思っています。

リモートワークを長年やられている方が長続きさせるコツの中で、「きちんと朝きれいな服に着替える」というような事を書いてらっしゃるのを見ました。一日のはじめに今日の気分や気候に合わせて服を選ぶ事やそれを身に着けて過ごすことで生活のクオリティが上がると思います。 たしかにコロナウィルスがもたらした新しい生活様式はパラダイムシフトと呼んでいいかもしれません。でも「ファッション」はそもそも=「流行」です。 歴史上、幾度もの戦争の中でも時代の流れや浮き沈みの中で新しい文化を作ってきました。先が見えない今は不安要素ばかりが目につきますが、私は、ファッションはどんな世の中の流れの中でもしなやかに寄り添いながら価値を発揮しつづけ、生活を彩るものであると信じています。

(おわり)

文/菅 悦子(ベイクルーズ)



菅 悦子(すが えつこ)
1978年東京・渋谷生まれ。大手アパレルのセレクト業態での販売職からキャリアをスタートしその後マーケティングの道へ。国内SPAトップ企業のマーケティング担当として様々なプロダクトの販促に従事。その後、国内アパレル企業にて新規事業開発に携わり、2017年より現職。





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