FAKE TYPE. 結成10周年記念！FAKE TYPE. 10th Anniversary Live in Billboard Live YOKOHAMAを開催！

エレクトロ・スウィング界を牽引するアーティストFAKE TYPE.。

映画『ONEPIECE FILM RED』に提供した「ウタカタララバイ」やメンバーのTOPHAMHAT-KYOが作詞を手掛けるAdoの「唱」の大ヒットなどを拍車にし、その中毒性のあるトラックとラップでファンダムを広げている。昨年は初のアメリカ公演も大成功を収め、先月もアラバマ最大級のアニメ＆ゲーム・コミックコンベンションである「Kami-Con」への出演を果たし、国内に留まらず海外からの注目も集めている。

そんなFAKE TYPE.が結成10周年を記念したアニバーサリー公演をBillboard Live YOKOHAMAにて開催した。

初めてのディナーショー形式でのライブだが、ライブは「真FAKE STYLE」というアップテンポの楽曲でスタートし、1曲目からしっかり攻めた選曲で会場を盛り上げる。「10周年を記念して、今までやったことのないことをやりたかった」と企画されたこのスペシャルなショーは、10周年に相応しい盛り沢山な内容となっていた。まずスペシャルゲストとしてDEMONDICEが登場！１部では「Toon Bangers」を熱く、２部では「ツキ」をしっとりと歌唱した。この日の為に作成された初お披露目となるロゴのネオン管もステージに配置され、Billboard Liveの会場をFAKE TYPE.色に染める。

またFAKE TYPE.の10周年を語るには外せない、FAKE TYPE.ファンにお馴染みのキャラクター、ハム男爵とイワサケちゃんの生みの親であり、この10年を共に歩んできたクリエイティブ集団PPP（それぞれの推しの動物であるPolarBear＝路地子、Panda＝ぶき、Pag＝野良いぬ、の頭文字から名付けられた）とギターのJhongarabushiの6名で、ここでしか聞けないスペシャルなトークも繰り広げられた。FAKE TYPE.の代名詞ともなっているアニメーションMVを数多く手がけているPPP。両者の結成秘話であったり、事前にファンに募集していた質問内容から「生活の中のささやかな楽しみ」を答えるようなプライベートが垣間見える内容であったりと、非常にアットホームな空間となった。実は、今回のセットリストは全曲PPPがMVを手掛けた楽曲に絞られて構成されていて、推し曲のMVは必ずPPPにオファーするというFAKETYPE.とPPPとの特別な信頼関係を感じられるものとなっていた。

トークショーの最後にはアメリカや日本の公演に来てくれていたファンからのおめでとう映像コメントがサプライズで投影され、感慨深そうに「１０周年と言わず１５周年、２０周年と迎えるためにもっと頑張って、良いものを作っていきたい」と意欲を語った。