DJ KOO、Dua Lipaリリースパーティで「フルコースな」スペシャルDJをプレイ！

美と知性が交差するスタア、Dua Lipaが待望のニュー・アルバム『Radical　Optimism /ラジカル・オプティミズム』をリリース。その発売を記念したパーティが5月10日(金)、中目黒HVEN(ヘイヴン)にて行われた。

Dua Lipaはイギリス・ロンドン出身のシンガー・ソングライター、国際的ポップ・スタア。

ロック歌手だった父の影響で音楽に興味を持ち、16 歳でソングライター、歌手としてのキャリアをスタート。2017年にリリースしたデビュー・アルバム『Dua Lipa』は全世界で累計600万枚以上のアルバムセールスを記録。2020年3月にリリースした、セカンド・アルバム『Future Nostalgia』は1週間で2億9400万ストリーミング再生回数を記録し、UKアルバム・チャートにて1位を獲得。2023年夏には映画「バービー」からの楽曲「Dance The Night」が全英No.1に輝いた。音楽界で最も権威と名誉あるアワードであるグラミー賞では、第61回に「最優秀新人賞」と「最優秀ダンス・レコーディング賞」の2部門を受賞。第63回には主要3部門を含む全6部門にノミネートされ、「最優秀ポップ・ボーカル・アルバム賞」を受賞し、グラミー3冠を達成。

ファッション・アイコンとしても、VOGUE や ELLE など世界中のあらゆる主要ファッション誌の表紙を飾り、力強いヴォーカルとユニークな音楽スタイルで、全世界で今最もホットなアーティストとして世界中の注目を浴びる、ミレニアル世代を代表するUKポップ・アイコン。

HVENは、今年の3月に中目黒にオープンし、新たなカルチャー発信基地として注目を集める話題のホット・スポット。Duaの今回のテーマカラーでもある“赤”に統一した空間の中で、DJによるDuaをイメージした選曲での演出、フォトブース、物販ブース、レッドカラーのドリンクなど、Duaにまつわるエッジの効いたコンテンツが用意され、約300人の関係者、ファンを集めて、アルバムのリリースパーティが実施された。

そして、そのパーティの盛り上げのために、日本を代表する屈指の盛り上げ番長DJ KOOが電撃参戦。DJ　KOOと言えば、 トータルCDセールスが2,200万枚を超え、今なお多くの人に愛され続けているTRFのDJ、リーダー。

Duaのニュー・アルバム『Radical　Optimism』は、90年代のブリット・ポップ、そしてUKレイヴの雰囲気を取り入れたアルバムとなっているが、日本のレイヴ・カルチャーを牽引した立役者の一人としてDJ KOO以上の存在はない為、Duaの所属レコード会社より熱烈オファーがあり、出演が快諾された形だ。

開演時間になるとステージに現れたレジェンド、DJ KOOの姿に観客は信じられない様子だったが、「デュア・リパのフルコース」のセットリストと、「今日はパーティなんだからさ！盛り上がっていこう！」というアゲアゲなMCによって、会場はすぐに一体化した。局面を迎えたのは昨年映画『バービー』で大ヒットした楽曲「Dance The Night」。

曲が始まると歓声が沸き上がり、コーラスの大合唱が起こった。DJ KOOが「僕ね、めっちゃ好きなんですよ、これでみんなと一つになりたいと思います」と流したのは、最新アルバムの最後に収録されている「Happy For You」。観客一丸となってスマホでライトアップをし、会場が綺麗に照らし出された。UKチャート1位となったカルヴィン・ハリスとの大ヒット曲「One Kiss」ではディスコボールの衣装に身を包んだドラァグクイーンたちがフロアの中心でダンスを披露し、会場は大盛り上がり。最新作収録の「Illusion」では会場一体となってジャンプをして楽しむ様子が見られた。

DJ KOOが「ちょっと掟破りなんですが、どうしてもDJをやっているとかけたくなってしまう曲があるんですよ、覚悟してください！」とTRF「EZ TO DANCE」を流すと、会場は最高潮に。世代、国籍、性別、といったすべての垣根を超えて、「EZ TO DANCE！」と叫びながらジャンプする観客の姿は圧巻だった。「ありがとう、DJ KOOでした！デュア・リパ、最KOO！」とプレイを終えると、客席と一緒に写真を撮って楽しむ姿も。最新アルバムのタイトルである「Radical Optimism（意味：過激なまでに楽観的）」を体現するようなステージとなった。