1月28日、”代官山・晴れたら空に豆まいて”にて『Kaya 1st One-Man Live "Bouquet"』が開催された。
花耶は昨年2022年1月26日に一青窈が作詞の「白馬の王子と薔薇色の私」でメジャーデビュー。デビューから1年を迎え待望の有観客での初のワンマンライブとなる。今回のバンドメンバーは柳沢二三男(Gt)、金藤稔人(key) 山内薫(Ba)、河村カースケ智康(Dr)という豪華な編成。

チケットは即日ソールドアウトで超満員の中、世界的シンガーJanis Ianが書き下ろした「上を向く花」からライブがスタート。会場全体を優しい歌声で包み込んだ。デジタルシングル「恋が終わる音」、そしてロックナンバーの「グロス」と続き会場は盛り上がっていく。
続いてデビューシングルのカップリングに収録されている「ヒヤシンス」を披露。この楽曲は花耶の甘酸っぱい青春のエピソードを基に一青窈が歌詞を書き下ろした楽曲で、切ないメロディと歌声がとてもエモーショナルで観客の心を打った。そして、「とおい昨日、あした」はシンプルなアコースティックサウンドで惹き込まれるように歌い上げた。
MCではFM NACK5でレギュラー放送中「花耶の耳たぶ」の人気企画「お悩み相談のコーナー」が始まり事前にファンから募ったお悩みをゆるく解決していった。そして、じゃんけん大会ではプレゼントをめぐりファンの一人が見事勝ち取った。
再びライブパートに戻るとキーボードの前に座り、高校2年生のアマチュア時代にTV番組で歌唱しデビューのきっかけとなった絢香の「みんな空の下」を弾き語りで披露。さらに、まだ作品に未収録の新曲「あじさい」も弾き語りでしっとりと歌い上げた。そして、「UNDER A DIFFERENT SUN〜サマータイムブルース」のスペシャルメドレーで会場は最高潮に盛り上がっていく。

ライブのラストはデビュー曲の「白馬の王子と薔薇色の私」を歌唱。ファンとの一体感を大事にしたいという想いから、入場時に配ったバラをみんなで横に振り、会場に薔薇が咲き乱れた。歌い終わると最後は大きな拍手で締めくくられた。
Youtubeの登録者数が5万人を超え、総再生回数が200万回を突破し、ますます勢いが増していく花耶の今後の動向に注目していただきたい。
PHOTO: 江藤はんな
【Official】花耶 『白馬の王子と薔薇色の私』

花耶 Profile
透き通るピュアな歌声を持つ南アルプス生まれのホーリーボイス『花耶』(かや)。
5歳からピアノを初め、9歳で『カワイうたのコンクール関東大会』で金賞を獲得し幼少の頃から本格的に歌手の道を目指しはじめる。中学3年生で童謡歌唱日本一を競うコンテスト『第31回全国童謡こどもの歌コンクール 大人部門グランプリ大会』で金賞を獲得する。その後、甲斐清和高等学校の音楽科に特待生として進学。高校2年生で『NHK「のど自慢」山梨県大会』でチャンピオンに輝き、『NHK「のど自慢」チャンピオン大会』に出場し、それをキッカケに事務所からスカウト。同年「テレビ朝日『音楽チャンプ』~歌うま日本一決定戦~」で見事日本一に輝く。そしてこの度、作詞で関わった一青窈が、人の心に沁み入り浄化されて行くような神聖な歌声と称賛し『ホーリーボイス』と名付ける。テレビ東京「THEカラオケ★バトル」で彼女の歌声を聴いた柳原可奈子が思わず涙を流し、世界的シンガーのジャニス・イアンもその歌声に惚れ込んだ。
彼女のYouTube関連動画の総再生回数が200万回を超える大注目のネクストブレイクアーティスト。

花耶 1stアルバム「Bouquet 」2022年12月7日 発売
ジャニスイアンによる書下ろし5曲・6トラックとデビュー曲「白馬の王子と薔薇色の私」、配信シングル「恋が終わる音」、その他全11曲を収録。
豪華作家陣と一流ミュージシャンが花耶の歌唱に惚れ込み集結。ジャニスイアン・前田たかひろ・一青窈・マシコタツロウ・ヤマダヒロシ・松本俊明・こさかりょうこ・武部聡志・森俊之・河野伸・柳沢二三男などベテランと新鋭の感性が織りなすサウンドとホーリーボイス花耶のマリアージュは、世代を超えて楽しむことができるアート・エンタテインメントミュージックといえる。
ホーリーボイスを駆使した「歌うことだけでメッセージになるシンガー」花耶のパフォーマンスを堪能できる一枚。