チ・チャンウク、日本オリジナル2ndシングル「The Wind of Spring」のリリースを記念した握手会＆トークイベントのレポートを公開！

甘く端正なルックスと高い演技力を武器に、数々の映画、ドラマ、ミュージカルなどで主役を演じ、韓国、日本はもとよりフィリピン、インドネシアなどアジア各国で絶大な人気を誇る俳優、チ・チャンウク。2ndシングル「The Wind of Spring」（2024年3月13日発売）のリリースを記念した握手会＆トークイベントが、6月22日と23日に開催された。両日の様子をダイジェストでお届けする。

22日の会場は東京国際フォーラムB7。「The Wind of Spring」のCDに封入されたイベント参加応募券で応募し、総数12,000件超の応募の中から当選したファン2,000人が、午前と午後の2部に分かれて集まった。

午前の部では、「皆さん、こんにちは！　会いたかったです！」という声とともに、グレーのニットとデニムのコーディネートに身を包んだチ・チャンウクが登場すると、場内は大きな歓声に包まれた。

握手会の前に設けられたトークタイムでは、司会からまず、今回のシングルの感想について質問が。それに対し、「みんなで歌えるところ」と答え、「♪好きなのはラテだったね」と、「The Wind of Spring」のワンフレーズを口ずさむチ・チャンウク。思いがけず歌声を聞くことができて、うれしく思ったファンも多かっただろう。会場からは拍手が起こっていた。

続く「日本でやってみたいこと」という質問には、「いろいろな場所に行ってみたい。特に北海道には一度も行ったことがないので行ってみたい」と回答。また、「好きな日本語」についても聞かれると、ファンにはおなじみのフレーズ「よろしくおます」のほかに、インターホンを指す「ピンポン」を挙げるチ・チャンウク。なぜ「ピンポン」を選んだのかというと、「響きがかわいいから」とのこと。チ・チャンウクの人柄が垣間見えるかわいらしい答えに、ハートを射抜かれたファンも多かったことだろう。

トークタイムの次は、チ・チャンウクを自らのカメラに収められるフォトタイム……だったが、その前にチ・チャンウクからうれしいお知らせが。なんと、2023年に続き2024年も12月25日のクリスマスにファンミーティングを開催するという。場所は東京ガーデンシアター、その他詳細は順次ファンクラブサイトで発表されるとのことなので、心待ちにしたい。

フォトタイムが終わると、いよいよ待ちに待った握手会がスタート。準備のために一時退出していたチ・チャンウクが再入場し、最初の一人と握手をすると、会場中からは大きな歓声が上がった。ときにはファンの背丈に合わせてかがみつつ、一人一人の目をしっかり見つめて、両手で握手をするチ・チャンウクのホスピタリティは圧巻。「ファンへのおもてなしがトップクラス」とささやかれるのも納得だ。

午後の部でのチ・チャンウクは、ベージュの襟付きニットとブラウンのカーゴパンツに衣装チェンジして登場。トークタイムでは、午前の部で一人で口ずさんでいたフレーズをファンと一緒に歌う場面があったり、好きな日本語として「ピンポン」のほかに「すごい」や「やばい」をあげたりなど、違った表情も見せてくれた。

午後の部もトークタイムとフォトタイムの後は、再びノンストップでファン1,000人と握手。一人ずつ目を合わせ、両手で握手を交わす姿には疲れなどみじんも見られず、午前の部とまったく変わらない。全員との握手を終え退場する際には深々と頭を下げ、ファンに感謝の気持ちを伝えていた姿がとても印象的だった。

23日は、ファンクラブ会員限定盤の「The Wind of Spring」購入者を対象にした握手&サイン会を開催。抽選で選ばれた幸運、いや、強運の持ち主150人がポニーキャニオン本社のイベントスペースに集まった。

前日よりもチ・チャンウクを近くに感じられる会場のためか、集まったファンの熱量も自然と高まる。司会の呼びかけでステージに本人が登場すると、大歓声が響き渡った。

この日のチ・チャンウクは、襟あきの大きなゆったりとした黒のラメ入りトップスに黒のボトムスというコーディネート。かわいらしい印象だった前日の衣装とは一転、セクシーでアダルトな印象の出で立ちで、まずはトークタイムに臨んだ。

トークタイムでは、初めてのMV（ミュージックビデオ）撮影やジャパンツアーの感想に話がおよび、MVの撮影は大変だったが出来上がりには大満足していること、ツアーでは一緒に歌うなどしてファンとコミュニケーションができたことのうれしさなどを伝えてくれた。

トークではさらに、おなじみのフレーズ「よろしくおます」の誕生秘話も披露された。このフレーズは、「ホテルで寝転んでいたときになんとなく思い浮かんだ」そうで、「“ありがとうございます”を“あざす”というのなら、“よろしくお願いします”を“よろしくおます”と言ってもいいのでは、と思った」とのこと。何気ないエピソードだが、普段のチ・チャンウクの様子がうかがえる、ファンにとってはうれしい話題だったのではないだろうか。

続いてファンクラブの今後と、前日にもアナウンスのあったクリスマスのファンミーティングへの意気込みを聞かれると、「ファンクラブではファンともっとふれあう機会を作り、“チ・チャンウクと一緒に楽しく遊んだ”という思い出に残る企画を考えたい。ファンミーティングが今年も開催できるのは、日本のファンの皆さんのおかげなので楽しみに待っていてほしい」と、ファンへの思いを話すチ・チャンウク。その姿勢はサイン＆握手会に移っても変わらない。すべてのファンをやさしくほほえんで迎えると、サイン中もファンの言葉にうなずき、最後はしっかりと目を見て握手をしながら、サイン色紙を手渡していた。

最後の一人へのサイン＆握手が終わると、会場からは自然と拍手が沸き起こった。それに応えるかのように深々とお辞儀をし、手を振って会場を後にするチ・チャンウクの姿は、最後までスターだった。この週末は、チ・チャンウクファンにとって世界一幸せな時間として、いつまでも思い出に残るだろう。