「yoshiokubo」と「muller of yoshiokubo」を手掛ける久保嘉男と内田志乃婦によるフォーマルウェアブランド「THE LINER」がデビュー

受験の付き添いや入学、卒業といったセレモニーやビジネスシーンで必要なフォーマルウェアをクラスアップしたモダンなアイテムが揃うザ ライナー。
女性が美しく見えるように、ダーツ位置やシルエットによる「ライン」にこだわりを持つコレクションは、通気性に富んだ生地を選び、オールシーズンで着用可能。肩周りの動きづらさや立ち座りによる着用ストレスを感じさせない機能美デザインだ。

久保嘉男は「フォーマル売り場などを回り、シルエットやラインの綺麗な服がない。
お受験の時にも座った時に膝が出ず、綺麗に見えるものにしたかった」と制作意図を語った。

ファーストコレクションは、ジャケット3型、ワンピース4型の全7型で、カラーリングはすべてブラックとネイビーの2色展開。
体型カバーやスタイルアップを叶える女性のための新しいミニマルなフォーマルウェアを提案する。

取材・文/成清麻衣子（フリーライター）

THE LINER

日常着とは違う、マナーを伴ったそのシーンのために装う服。着用する機会が限定されるため、選択肢そのものが少ないジャンル。世の中にはこれだけ洋服が溢れているのに、大切な場面に自分の納得のいくものを選べない。
装飾がなくても女性の美しさを引き立てられるよう、切替やシルエットといったラインの入れ方にこだわりを持ち、王道は外さないミニマルなフォーマルウェア。 同時にケアのしやすさや着用中の動きやすさにも配慮。 緊張感のある場面で衣服によるストレスをなくすためのスーパーフォーマルウェア。