11月に4曲入りEP『Marine Blue EP』をリリースすることを発表しているSonoSheet。EPリリースに先駆けてデジタルシングル「ナイトシー」を配信スタートした。

『Marine Blue EP』は、8月にリリースした4曲入りEP『Rainy Blue EP』に続く、今年2枚目のEP。収録曲数やタイトルからしてもこの2枚のEPが対をなす作品だというのがわかる。リリーススケジュールだけ見ても新体制となったSonoSheetの勢いと充実ぶりが窺える。

今回シングルカットされた「ナイトシー」は、そんなSonoSheetの現状を表わした楽曲。SOLD OUT続出となった全国35本におよぶ2021年のツアーを最後にメンバーが脱退し、その後すぐに新メンバー田中優(Gt.)を迎え新たな航海がスタート。荒波の中での船出だったが今夏、長らく不在だった正規ドラマーとして星野毅が正式加入し数年ぶりに完全なるスリーピースバンドとなったSonoSheet。万全の体制でいよいよ本来いるべき場所に進み出したバンドを象徴するような楽曲に仕上がった。寄せては返す美メロの波に心揺らしてほしい。

今週末9月24日には、THISTIME RECORDS設立20周年を記念して恵比寿LIQUID ROOMで開催される"Alternation of Generations"に出演する。SonoSheetのほかに、ナードマグネット、cinema staff、ズカイ、さとりモンスター、ねおち、泣き虫、Lucie,TooといったTHISTIME所属の世代もジャンルも違う個性的な面々が一堂に会す、貴重なライブになりそうだ。

以下、バンドのフロントマン渡辺裕貴からコメントが届いている。

昼間はまだまだ暑いですが日が沈むと秋が顔を覗かしがちな今日この頃、「Rainy Blue EP」のレコ発もひと段落と思ったら、もう次のEPの先行配信シングルですってSonoSheetやるじゃないの。
さてナイトシーって曲を配信させていただくんですが、僕の記憶が正しければ田中が加入して初めて作った曲だったような気がします。今までとはまた違うセンチメンタルな曲が作れたんじゃないの〜とライブでは結構長い事演奏してたので、個人的には満を持してのリリースって感じです。
海無し県民の僕は何かって言うと海に行きたがるんですが、夜型人間だもんで大体行くのはいっつも夜ね。で夜の海ってめちゃくちゃ怖いんですよ〜巨大な闇が蠢いてるみたいな感じで行くまでのワクワクなんか一瞬で消えて『ハイ今すぐ帰ろう。』ってなるんだけど、偶に、極々偶に月が明るかったからなのか気持ちが浮ついてたからなのか、夜でも海がキレイな日があるんだよな。

SonoSheet 渡辺裕貴

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