加藤登紀子 60 周年企画・第二弾アルバム「明日への讃歌」を10 月 29 日（水）にリリース︕

1965 年、東京大学在学中に第 2 回日本アマチュア・シャンソンコンクールに優勝し、歌手デビューを果たした加藤登紀子（https://www.tokiko.com/）が 2025 年に歌手活動 60 周年を迎えた。

シャンソンからスタートし、ジャンルや国境を越えた世界の音楽に挑戦し続け、60 年間音楽シーンの第一線で活躍してきたシンガーソングライター加藤登紀子が 60 周年を記念した企画アルバムをリリースする。

すでに第一弾アルバム「for peace」は 2025 年 5 月にリリース（発売元:ユニバーサル ミュージック合同会社）されているが、これと対をなす第二弾アルバム「明日への讃歌」（読み:アスエノサンカ）が 2025 年 10 月 29 日（水）にソニー・ミュージックレーベルズ／レガシープラスよりリリースすることが決定した。
 
◆加藤登紀子コメント◆

歌手生活 60 周年企画アルバム第二弾は、「出会い物語」と「恋話」の 2 枚組 CD アルバムです。
Disc1 の「出会い物語」は、この 60 年の間に巡り合った素晴らしい歌、中島みゆきさんから贈られた「この空を飛べたら」、河島英五さんの「生きてりゃいいさ」、長谷川きよしさんと歌った「灰色の瞳」など思い出いっぱいの歌ばかりですが、さらに 2 曲新しくレコーディングしました。

まずは、大好きな SUPER BEAVER のヒット曲「幸せのために生きているだけさ」を私なりのロックに仕上げました。ベースに亀田誠治、ドラム河村“カースケ”智康、ギター佐橋佳幸、ピアノ鬼武みゆきの豪華メンバーで、楽しいレコーディングでした。ライブで歌うのを楽しみにしています。
同じメンバーでレーディングしたタイトル曲「明日への讃歌」は 1978 年に長谷川きよしさんとのコンサートで歌っていた歌。50 年近い年月を経てやっとのレコーディングです。たくさんの出会い、別れ、愛しい歳月への感謝を込めて、そしてどこまでも未来に続く「出会い物語」への夢をこめて、、。

Disc 2 の「恋話」はすべて私が作詞作曲したラヴソング集です。
愛の歌を作ることは私の何よりの楽しみで、本当にたくさん作ってきました。1 曲ずつが私の思い出でもあり、思い切り自由に遊んだ「恋話」でもあります。自由に楽しんでください！
加藤登紀子

第一弾アルバム「for peace」（2 枚組 CD）は日本が戦後 80 年、昭和 100 年という節目を迎え、世界が激しく動いていることに触発され新曲の制作がはじまり、「for peace」というタイトルの通り“平和への切なる想い”を込めたアルバムになっているが、今作「明日への讃歌」では、DISC-1 に“出会い”をテーマとしたアーティストとの共作曲やコラボレーション曲、カバー曲を収録し、DISC-2 にはこれまでに発表してきた数々の名曲の中から“恋”をテーマにした楽曲を自ら選曲しコンパイルした、代表曲も網羅するアニバーサリー・ベストアルバムとも言える内容となる。
また、本アルバムには「明日への讃歌」（作曲:長谷川きよし）と先行配信シングルとなる「幸せのために生きているだけさ」（SUPER BEAVER）の新録カバー曲も収録される。SUPER BEAVER と加藤登紀子の交流は、ボーカルの渋谷龍太氏がスタジオジブリ トリビュートアルバム「ジブリをうたう」で、加藤登紀子の「時には昔の話を」（劇場用アニメーション映画「紅の豚」エンディングテーマ）をカバーしたことがきっかけとなる。渋谷氏の歌声に感動した加藤登紀子が SUPER BEAVER のライブに足を運んだり、公式 YouTube チャンネル番組『登紀子の「土の日」ライブ』に渋谷氏をゲストとして招くなど交流が続いており（https://www.youtube.com/watch?v=JQqYvQtvHnU&t=249s）、
今回は本人たっての希望により「幸せのために生きているだけさ」が新録されることになった。
アルバム全編を通して、「明日への讃歌」というタイトルの通り、60 周年を迎えた現在も精力的に音楽活動を続け、また新たなるステージへと一歩を踏み出す加藤登紀子の決意表明ともとれる熱い想いがあふれている。
そして、加藤登紀子のライフワークとして年末恒例の『ほろ酔いコンサート』が今年も 12 月に開催される。1971 年にスタートした同コンサートは加藤登紀子がお酒をのみながら、ほろ酔い気分で歌うだけでなく、開場時間にロビーで日本酒の樽酒が振る舞われ（ロビー内で頂くことができる。※一部お持ち帰りも可）、お客様もほろ酔い気分で鑑賞できるという趣向を凝らしたコンサートとなっている。2025 年の『ほろ酔いコンサート』は“60 周年感謝祭”として、6 都市全 7公演を開催。60 周年YEAR の締めくくりとなるコンサートだけに、どんな内容の公演になるか楽しみだ。