デーモン閣下とDamian Hamada's Creatures (略称D.H.C.) TOUR『地球魔界化計画』」 Zepp DiverCity(Tokyo)にて無事完了！

魔暦25(’23)年10 月15日(日) Zepp Namba(OSAKA)を皮切りにスタートした「デーモン閣下 c/w D.H.C. TOUR『地球魔界化計画』」 (全国5会場5公演)は、魔暦25(‘23)年11月10日(金) Zepp DiverCity Tokyoにて無事最終日を迎えた。

今回のライブツアーは、聖飢魔II主宰デーモン閣下と、聖飢魔II創始者にして魔界の大魔王であるダミアン浜田陛下率いるD.H.C.との悪魔最恐のダブルヘッドラインによるカップリングツアーで、デーモン閣下のソロツアーは魔暦21(’19)年以来4年振り、D.H.C.は第2期メンバーによる初のライブツアーということもあり、チケットは全会場がSOLD OUT!! チケットが入手出来ないファンが続出したために、急遽配信生中継も実施された。

『地球魔界化計画』第1部にはD.H.C.が登場。魔暦25(’23)年９月20日に1年10ヶ月ぶりに発表(発売)した第Ⅳ大聖典『運命の支配者』を引っ提げてのツアーで、「The Beginning of the End」「Babel」2曲を披露し、シエル伊舎堂（vo.）がMCをしているとダミアン浜田陛下が大歓声に包まれて登場し、新メンバーを紹介。その後4曲演奏し「魔界美術館」からはダミアン浜田陛下自らがギターを演奏（ダミアン陛下はあまり演奏をしない）。

その後のMCで魔暦26(‘24)年『魔界小学校 修学旅行～魔界巡礼～』と題したツアーが決定した旨を伝えると会場からは大きな拍手が起きた。

「Running Like a Tiger」「嵐が丘」では、RENOファウスト、アックスKAZUMA、ダミアン浜田陛下3名のギタリストが舞台上のお立ち台にあがり圧巻のギターパフォーマンスで会場を沸かせ、ベースのリリス一ノ瀬とドラムのKAZAMIクロウリーはこれぞD.H.C.ともいうべきヘヴィなリズムを奏で、ヴォーカルのシエル伊舎堂の圧倒的歌唱力＆ど迫力のシャウトで会場を大熱狂させ、次のデーモン閣下へとバトンをつないだ。

『地球魔界化計画』第2部にはデーモン閣下が登場。冒頭の「X.Q.Jonah」は魔暦紀元前14(’85)年9月21日発布(発売)の地球デビュー大教典『聖飢魔II〜悪魔が来たりてヘヴィメタる』に収録された楽曲。

幕が開き黒装束と棺が！まさかのこの聖飢魔II的な演出に白いスモークが溢れ出す棺からデーモン閣下の登場を待っていたが・・・棺から登場したのはダミアン浜田陛下！？そしてドラムの雷電湯澤の横から突如現れたデーモン閣下！

あっと驚く演出、そしてこの演奏をダミアン浜田陛下は今ツアーで37年ぶりに聴く事になったといういきなりの２ショットでライヴはスタート。

そして　人気曲「FOREST OF ROCKS」が歌われ、会場中が大興奮となった。その次に福岡ライヴでアリス追悼の名曲「秋止符」を歌唱したことでも話題となった、アリス初プロデュース曲の「NEO」を披露し、会場を沸かせソロ曲ではおなじみの「Just Being」「SOLA」「♡8」「太陽がいっぱい」「New Day Comes」とたたみかける。

アンコールでは、魔暦元年(’99)12月30日の以来約23年ぶりにデーモン閣下とダミアン浜田陛下が同じステージに立ち、シエル伊舎堂をツインヴォーカルに加え聖飢魔IIの「野獣」が披露されると会場は一気にヒートアップ、更にデーモン閣下の100061回目の発生日（誕生日ではない）となった当日、やはり元聖飢魔II構成員のルーク篁がケーキを運びながらサプライズ登場すると集まった信者、ファンは大興奮！熱気さめやらぬ中、閣下ソロプロジェクト！[EXCLAMETION]の第一弾として発表したドラマティックな名曲「AGE OF ZERO!」にてバンド演奏は締め括られ、その後同じく誕生日を迎えたキーボード＆BGVのMIYAKOと２名だけ残り、閣下のアカペラによる「千秋楽」を披露。約３時間の「デーモン閣下 c/w D.H.C. TOUR『地球魔界化計画』」 は幕を閉じた。