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2019年9月27~30日の4日間の会期で開かれたトラノイとプルミエールクラスに対して、ウーマンは、通常通り1日短い3日間で29日に閉幕した。



グラフと表にあるように、「ヴァンドーム・ラグジュアリー(VENDOME LUXUARY)」を含めた総出展者数は、対前年比14.7%減の873社で、主要3展いずれもマイナスとなった。さらに4年前の16年春夏と比較すると37.6%減となり、ほぼ4割の出展者が消えた形だ。

ただ大きなトピックとして17年春夏からスタートしたリゾートウェアのトレードショー「スプラッシュ・パリ(SPLASH PARIS)」が133社とウーマンを超える規模に発展してきた点は見逃せない。しかし、その数を加えても4年前の7掛けという数字で、15年9月の規模感には遠く及ばないのが現状だ。



リゾート切り口の「スプラッシュ・パリ」



トラノイはパレ・ド・ラ・ブルス会場とカルーゼル・デュ・ルーブル会場の2ヶ所で開催された。カルーゼル会場では、今までホワイエと3ホールを使用していたが、今回は1ホール使われておらず、出展規模も全体で4年前と比べて37.6%減、前年比22.4%減と規模が縮小した。

ここからは、パレ・ド・ラ・ブルス会場とカルーゼル・デュ・ルーブル会場の2ヶ所で開催されたトラノイの、日本の出展者を紹介する。



[section heading="【トラノイ・ブルス会場】"]



常連の「カシラ(CA4LA)」

鳴海有松絞りの「スズサン(SUZUSAN)」

モードテーストの「ベースマーク(BASE MARK)」

ナチュラル服で安定した「ヴラス・ブラム(Vlas Blomme)」

バッグより小物に重点を置いたレザーグッズの「タス(T.A.S)」

初出展時に好成績を収めた皮革小物の「シス・クープ・ド・フードル(SIX COUPE DE FOUDRE)」



[section heading="【トラノイ・カルーゼル会場】"]



山形のニットメーカー、米冨繊維の「コーヘン(COOHEM)」

山形のニットメーカー、佐藤繊維の「エム・アンド・キョウコ(M&KYOKO)」

メンズ時期にもパリで展示している「アミアカルバ(AMIACALVA)」

NYに直営店を持つ「パ・ド・カレ(PAS DE CALAIS)」

初出展したパワーストーンアクセサリーの「ハリックァ(Hariqua)」



次回「2020年春夏ウィメンズ・パリファッションウィーク」特集の後編は、WSNデベロップモンの「プルミエールクラス」、パビヨン・ヴァンドーム会場の地下と1階で開催された「ウーマン」、そして日本からの出展者も紹介する。

(つづく)

取材・文/久保雅裕(encoremodeコントリビューティングエディター)
写真/久保雅裕





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