UGGが「UGG の森」植林活動をスタート

昨年10月、人と地球に対するブランドの長期目標と公約を発信するためにサステイナビリティー・プラットフォーム「Feel Good（フィール グッド）」特設サイトを開設した同ブランド。

今年3月にはカーボンニュートラルな植物由来の素材を使用した「Plant Power Collection（プラント パワー コレクション）」を発売した。

今回の「アグの森」植林活動も、未来の世代のために地球を守ることを重要視した取り組みの一つとして行うもの。

10月1日に発売した同ブランドのサステイナブルコレクション「Icon-Impact（アイコンインパクト）」の日本での売上の一部を寄付。

最初の取り組みとして、初年度は1ヘクタール（10000 ㎡）に500 本、3年で3ヘクタール（30000 ㎡）に1500本の植林を行い、育林や獣害対策だけでなく、地域のコミュニティーも大切にした活動を行っていく。

また、この取り組みは海外でも進められていて、北米、ヨーロッパでは、「One Tree Planted（ワンツリー プランテッド）」とパートナーシップを締結し、米国、カナダ、デンマーク、ベトナムの同ブランドの直営店の一部と、正規取扱店、同ブランド公式サイトで、アイコンインパクトの販売1点ごとに 1本の木を植樹する活動に参加。

同プログラムを通して、今年9月から最大102327 本の木を植樹する予定だ。

モア・トゥリーズは、加速する森林破壊と地球温暖化の危機的状況に対して行動を起こすために、100人以上の賛同人とともに 2007年に設立された。

国内外18か所に「モア・トゥリーズの森」を展開し、地域と協働で森林保全を行うほか、国産材を活用した商品やサービスの企画・開発、セミナーやイベントを通じた森の情報や魅力の発信など、「都市と森をつなぐ」をキーワードに「森と人がずっとともに生きる社会」を目指した様々な取り組みを行っている。

取材／文／樋口真一 （ジャーナリスト）