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「ジュルナルクボッチのファッショントークサロン」by SMART USEN



ファッションスタイリストのほか、ショップやブランドなどのプロデュース、DJなどの幅広い活動をつづける馬場氏。UKカルチャーのオピニオンリーダーとしておなじみだが、2018年から自身が手がけるビンテージショップ「Council Flat 1(カウンシル・フラット 1)」で洗練されたフランスの古着に触れる機会が多くなった事がきっかけで、ノルマンはフレンチトラッドにフォーカスしたブランドとして立ち上げたという。

そんなノルマンの今秋冬コレクションでは、50~60年代のロンドンダウンタウンをイメージ。「British Millerain(ブリティッシュ ミラレーン)」のオイルドクロスや「MOON(ムーン)」のツイード、「Shetland Wool(シェットランドウール)」など、英国の伝統的な素材や生地を使用したワーク&ミリタリーをベースにしたアイテムに、フードパーカーやクルーネックスウェットなどのスポーツアイテムをミックスしたスタイルを提案している。ちなみに今回のブランドイメージのグラフィックは、英国が産んだモーターサイクルの老舗「Norton Motorcycles(ノートン・モーターサイクル)」のロゴからインスピレーションを受けており、モータースポーツをイメージしたアイテムもラインナップ。また、スタイリストの野口強氏がディレクターを務めるブランド「MINEDENIM(マインデニム)」とのコラボレーションデニムにも注目だ。

オススメは、肩とタブにレザーを配し、バックにはノルマンのロゴをプリント、そして裏地の全面にはユニオンジャックプリントを施したモータースポーツ感あふれる「Leather Shoulder MA-1 JKT」。そして、シューズブランド「KIDS LOVE GAITE(キッズ・ラブ・ゲイト)とコラボしたパンク精神を感じるタータンチェックのシューズ。その他にも上質な素材を使用し、シンプルで清潔感のあるデザインをテーマに、ラグジュアリーでありながら主張しすぎないデザインで馬場流のUK+フレンチのアイテムを展開。 洋服を愛し、洋服を知りつくしている馬場氏だからこそ出来る、こだわりのアイテムを提案した2020年秋冬だ。

[section heading="ノルマン 2020年秋冬コレクション"]

度詰め裏毛生地を使用した「BOOTS Print Sweat Hoodie」18000円(以下全て税別)

モヘア混のシェットランドウール糸を使用し、ハイネックの襟をバイカラーにしたミドルゲージの「Bi-Color Cable Knit」24000円

オーストラリアメリノウール を使用したフェルトハット「Merino Wool Felt Hat」28000円/肩とタブにレザーを配したMA-1「Leather Shoulder MA-1 JKT」65000円/グッドイヤーウェルテッド製法のキッズ・ラブ・ゲイトとのコラボシューズ「NORMAN × KIDS LOVE GAITE Tartan Check Shoes」68000円

ベーシックなネルシャツに、肩から袖口にかけてのラインとバックにクロスのシャギーテープを配した「Flannel Check SH」28000円

ムーン社の生地を使用したツイード素材のジャケット「Stripe Tweed JKT」90000円/「THOMAS MASON」社のブロード生地を使用したバンドカラーシャツ「THOMAS MASON Band Collar SH」28000円/シェットランドウールを高密度に織り上げたツイード生地を使用した「SHETLAND Tweed Wide PT」35000円

マインデニムとのコラボデニムパンツ「NORMAN×MINEDENIM Black Denim PT」38000円

表地にはカウレザー、襟にはイギリスラムムートンを使用した「Bomber Riders JKT」120000円

モヘア混のシェットランドウール糸を使用したハウンドトゥース柄のハイネックミドルゲージニット「Hound's Tooth Pattern Knit」24000円

イギリスの老舗生地メーカー ブリティッシュ ミラレーン社のオイルドコットン生地を使用した「Waxed Cotton JKT」90000円/ストレッチフラノ素材を使用したスキニ―パンツ「Flannel Check Skinny PT」35000円

ファーのように毛足の長いシャギー糸を使用した「Shaggy Knit Cardigan」22000円



(おわり)

文・写真/カネコヒデシ

カネコヒデシ
メディアディレクター、エディター&ライター、ジャーナリスト、DJ。編集プロダクション「BonVoyage」主宰。WEBマガジン「TYO magazine」編集長&発行人。ニッポンのいい音楽を紹介するプロジェクト「Japanese Soul」主宰。そのほか、紙&ネットをふくめるさまざまな媒体での編集やライター、音楽を中心とするイベント企画、アパレルブランドのコンサルタント&アドバイザー、モノづくり、ラジオ番組製作&司会、イベントなどの司会、選曲、クラブやバー、カフェなどでのDJなどなど、活動は多岐にわたる。さまざまなメディアを使用した楽しいモノゴトを提案中。バーチャルとリアル、あらゆるメディアを縦横無尽に掛けめぐる仕掛人。







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