少女歌劇団ミモザーヌ＜冬公演＞東京・大阪全公演無事終了！――『Love Letter～いまもりまなか卒団公演～』オフィシャルレポート

いまもりまなか、涙の卒団公演！『Love Letter～いまもりまなか卒団公演～』

～Love Letterを投函したい少女と、少女を愛した妖精の「愛」の物語～

すずきみあいのパワフルな歌声を筆頭に、色とりどりのドレスを身に纏ったミモザーヌのメンバーたちの「Proud Mary」で幕を開けた冬公演『Love Letter～いまもりまなか卒団公演～』。続けて赤いドレスのいわむらゆきね、ちばひなの、しろみゆが「ストレンジャーpart5」を歌唱し、華やかにステージを盛り上げます。

1幕では「愛」をテーマにした物語がミュージカル仕立てで展開。恋に悩み、Love Letterを投函できず思い悩む少女（いまもりまなか）と、少女を愛した妖精（みやはらにこ）。妖精は人間に関わることを禁じられていたため、命が尽きそうになり、黒天使（ともだりのあ）に助けを求めます。しかし黒天使は「私に救う力はない」と突き放します。
一方少女は、街で募金を募る女の子（いわむらゆきね）の「愛を分けてください」という言葉から、愛とは何かを考え始めます。Love Letterを不良の少女たちに取られ、想いを諦めようとする少女。果たして少女と天使の運命は…?
初々しい少女たちが綴るピュアな物語の中で、バク転などのアクロバットやフラメンコなどミモザーヌならではのパフォーマンスが詰め込まれた楽曲で魅了します。“さよならの季節はまだ怖いけれど青春の真ん中で泣きそうになって本当の愛の意味分かるのだろうか”という歌詞が、卒団するいまもりまなか自身にも重なって見えます。

～オリジナル曲から昭和歌謡まで。バラエティ豊かな楽曲で贈るエンターテイメントショウ～

「とらとら」で元気に始まった2幕は、オリジナル曲と昭和歌謡を中心に構成した「ミュージックバラエティーショウ」。「木遣りくずし」では、日本舞踊で艶やかに舞い、こぶしをきかせた歌声で圧倒します。いまもりまなかは本楽曲で日本舞踊に初挑戦。夏公演前に総合演出を務める広井王子から、「冬公演は日本舞踊に挑戦してもらう」と言われていたのだとか。

すずきみあいは「Swanee」をソウルフルに歌い上げ、「冬のペンギン」などオリジナル楽曲は、今までとは大きくメンバーをチェンジしてパフォーマンス。
ファンにとって嬉しいサプライズとなりました。本公演で卒団を迎えるいまもりまなかはチャイナ服で「夜来香」を中国語交えて披露。
いわむらゆきねと、ともだりのあがクールに決めた「少女A」、ちばひなの・しものあやめ・ともだしづく・こじまさいかが冬の寒さを吹き飛ばすように盛り上げた「渚のシンドバッド」など、ノスタルジックさとフレッシュさが掛け合わされたステージで会場の熱を高めます。

ドレス・着物・制服姿まで、バラエティ豊かな衣装を次々に早替えしながら多様な楽曲を披露するエンターテイメント性の高さ。その中でも息を乱さない圧巻の歌唱力と迫力あるダンス・アクロバットを見せ、楽曲ごとに表情を変える確かな実力。ミモザーヌならではの魅力が濃縮されたショウとなりました。アンコールでは朝の連続テレビ小説でも話題の「東京ブギウギ」などを歌唱し、いまもりまなかは「さよならの向う側」をソロ歌唱。「メンバーみんながいてくれたからここまで頑張れた」と涙で感謝の言葉を伝えました。

また公演ではメンバーにもサプライズで新団⾧と新副団⾧を発表。現在副団⾧を務めているいわむらゆきねが新団⾧に就任し、1期生のちばひなの、2期生のしものあやめの2名が副団⾧として、新たなミモザーヌを率いることが決定しました。新章を迎える少女歌劇団ミモザーヌ。今後の活躍もご期待ください。

写真／ハヤシマコ

少女歌劇団ミモザーヌ団長・新団長コメント

団長（1期生）　いまもりまなか
東京、そして大阪と、ラスト公演は無事閉幕をむかえることができました。いまもりまなか“少女歌劇団ミモザーヌ”として本当に最後の舞台まで応援してくださった、たくさんの方々に感謝の気持ちでいっぱいです。
とにかくあっという間の5年間でした。思い起こせばオーディションから様々なレッスン、強化合宿、公演やライブ、メディアでの活動、、、たくさんの経験をさせてもらい、その分だけ数えきれないほどの思い出があります。
10代の真っただ中では色々な葛藤もあり、辛かった時期もありましたが、メンバーみんながいてくれたからここまで頑張れたと思っています。
ここまで成⾧させてくださった先生方、共に成⾧してきた仲間たち、、、応援してくださってありがとうございました。
ミモザーヌを巣立ち、これからは“今森愛夏”（いまもりまなか）として、お芝居や歌をベースに、どんなお仕事にもチャレンジしていきます。
少女歌劇団ミモザーヌ、そして今森愛夏を引続き応援していただけたら嬉しいです。これからもよろしくお願いいたします！

新団長（1期生）　いわむらゆきね
新団⾧に就任しました“いわむらゆきね”です。本公演を応援、ご来場いただきました皆さま、ありがとうございました。
私は2023夏公演で副団⾧を引き継ぎ、約半年間務めてきましたが、副団⾧としてもまだまだやなと感じる事がたくさんありました。同期メンバーや後輩を支えきれていないのでは、“もっと成⾧しないと”と思っていました。
でも団⾧になったからには今以上に自分自身のパフォーマンスや内面も磨き、常にメンバーのお手本にしてもらえるような、そして何よりもお客様にも少女歌劇団ミモザーヌのゆきねを観たいと思ってもらえるように、力強い団⾧、そしてしなやかなミモザーヌになることを目標にします。
ただ、自分だけが頑張るのではなく、心強い副団⾧の2人もいてくれるので、頼れるところは任せて、皆んなで新しいミモザーヌを創っていきたいと思います。新体制をむかえた“少女歌劇団ミモザーヌ”をこれからもよろしくお願いします。

少女歌劇団ミモザーヌ ライブステージ『NEW YEAR PARTY!』開催！

いまもりまなか、いわむらゆきね、しものあやめ、さかもとりるは　インタビュー

少女歌劇団ミモザーヌ 冬公演『Love Letter～いまもりまなか卒団公演～』への想いをいまもりまなか、いわむらゆきね、しものあやめ、さかもとりるはにインタビュー！
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