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2016.06.27

BENIが語るニューアルバム『四季うた summer』
後編 さまざまな夏を歌ったアルバム

BENI本人にニューアルバム『四季うたsummer』についての話を聞く今回の企画。アゲアゲ気分だけでなく、さまざまな夏を表現したかったというBENI――後編もたっぷりと語ります。

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the 2nd volume

――インタビューの最初に「夕日が落ちていく瞬間に、ゆったり聴きたい曲もある」っておっしゃってましたけど、それって「Baby Blue」のことですよね。

「そうです。夏の中にある、ちょっとゆるい時間っていうか。それって色に例えたら何だろう?って考えたとき、この歌詞が出来たんです。これは私の経験でしかないのかもしれないんですけど、夏の恋って、始まりそうで意外にすぐには始まらない気がするんですね。“でも、夏の間に固めておかないと!”みたいな気持ちもあるから(笑)、ワクワクするようなモヤモヤするような、なんとも不思議な感覚になる。それを表現したかったんです」

――なるほど。だから、ボーカルにも女の子らしいキュートさがあるんですね。

「そうですね。シンプルなピアノの音をバックに、かわいらしくて爽やかな歌を歌いたいなって思いましたから。ボーカル面でも今までの曲とはちょっと違うことにチャレンジしているので、そこも聴いてもらいたいです」

――そのあとが、ガッツリとせつない「花火」。

「“花火”って、すごくいろんな曲に使われているモチーフだと思うんですけど、ここまでしっとりした曲って、あまりない気がしたんです。だから、テンポも落として、“どバラード”にしてみました」

――この曲を聴いて、終わってしまった恋を思い出す人がたくさんいると思います。

「いるでしょうね……たぶん。みんな一度は好きな人と花火を見に行っていると思うので」

――夏の夜とか夏の終わりって、妙にせつないんですよね。

「せつな~い。だんだん匂いが夏の匂いじゃなくなってくるのがわかるんですよね。だから、時間を止めたいんだけど、止められないこともわかってる。あの夏特有の感覚は、みんな味わっていると思うので、せつない恋を経験したことのある人はもちろん、そうじゃない人にも、そういう雰囲気に浸りながら聴いてほしいです」

――「永遠~」「Baby Blue」「花火」と中盤はわりとしっとり系が続いたので、その次の「サマー・ナイト・フィーバー」が始まったとき、別人のように感じました(笑)。

「確かに(笑)。〈サマー・ナイト・フィーバー〉は、夏の夜にみんなでひとつになって楽しむっていう曲ですから。実はこれ、最初にイメージしたのは盆踊りなんですよ(笑)。盆踊りって、みんなでひとつになる、日本の夏の行事じゃないですか。だから、You Tubeで、2時間くらい、いろんな土地の盆踊りを見てみたんです(笑)。そしたら、70年代のディスコチューンに合わせて、みんなで浴衣で踊っているようなファンキーな盆踊りが出てきて(笑)。それを見つけた瞬間、“よし!みんなで踊れるディスコチューンを私も作ろう!”って思ったんですよ(笑)」

――これ、ライブでも絶対盛り上がりますよ。

「レコーディングのときも、最後のほうは、もうスタッフ全員盛り上がってましたね(笑)。ノルしかないっていう感じで。そういうポイントがいっぱい盛り込まれた曲なので、いつかライブでやって、みなさんと楽しみたいなって思ってます」

――そして、アルバムの最後を飾っているのが、「夏が終わる頃」。恋が終わりそうな状態のふたりの曲で、とてもリアルですよね。

「まさに、リアルがテーマです(笑)。わかりやすく言うと倦怠期な感じですね(苦笑)。もともと燃えるような恋をしていたのに、そこには戻りたくても戻れない。でも、失いたくはないっていう人って、実際いっぱいいると思うんですよ。だから、その葛藤をストレートに表現してみたんです。ただ、ダークには終わらせたくなかったので、そういう状況を明るくせつなく笑っているようなイメージに仕上げている。誰もがこういう気持ちになることはあると思うので、特に女性の方には共感してもらえればなって思いますね」

――それ以外にも、思わず身体が動いちゃうような「フォエバ」や先ほどもお話に出てきた「OUR SKY」。そして『COVERS 3』に入っていた「全力少年」も収録。“夏”というテーマだけなのに、すごくバリエーションがあったので聴いていて楽しかったです。

「逆に“夏”をフィーチャーしたからこそ、気づく場面がたくさんありました。夏をパッとイメージしただけだと、海、ビキニ、パイナップルみたいなパーンとした感じだと思うんですね(笑)。でも、いろいろ思い返すと、意外に微妙な気持ちになったりする季節だなって気づかされて、細かい部分がわかってくる。それが私自身楽しかったです」

――まだ季節は3つ残っているので、これからもぜひ、それぞれの季節をテーマに作っていっていただきたいです。

「そうですね。言っちゃったからには他の季節も作らないと(笑)。夏だけで終わらせるわけにはいかないなって思ってます(笑)」

(おわり)


文/高橋栄理子


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■「四季うた summer」ダイジェスト映像はこちら(YouTube)

■「四季うた summer」スペシャルムービーはこちら(YouTube)



BENI『四季うた summer』
BENI『四季うた summer』
【初回限定生産】6月29日(水)/UPCH-29220/3,980円(税込)/EMI Records
【通常盤】6月29日(水)/UPCH-20420/2.300円(税込)/EMI Records




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