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トピックス
2016.11.29

My Little Lover初のBillboard Live――ライブレポート

My Little LoverのBillboard Live公演「My Little Lover☆acoakko at Billboard Live」が開催された。

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My Little Lover、akkoのセルフプロデュースによるアコースティックライブ「acoakko」のワンマンライブ「My Little Lover☆acoakko at Billboard Live presented by三井ガーデンホテルズ」が、大阪と東京で開催された。11月25日にビルボードライブ大阪で、11月28日にビルボードライブ東京でそれぞれ開催された本公演は、各夜2ステージ制での公演となった。このレポートでは、東京公演の1stステージの模様をお届けする。

そもそもacoakkoとは、2006年から行われている、My Little Loverのヴォーカリスト、akkoのセルフプロデュース・アコースティックライブであり、1995年にMy Little Loverとしてデビューする前には音大に通っていた彼女の世界観を、My Little Loverの数々の名曲たちと、さらに贅沢な生演奏と共に堪能できる貴重な空間。10周年を迎えたacoakkoの豊潤な音世界を響かせるのに、飲食と共にゆっくりと音楽を堪能できるビルボードはまさにうってつけの場所とあって、多くの人が会場に詰めかけた。

開演時間となり場内が暗転すると、ステージ上にはacoakkoのパーマネントメンバーである森 俊之(Piano)と古川昌義(Gt)、さらに 4人のストリングス隊、そしてakkoが登場。1曲目「STARDUST」から、その波のように穏やかかつ雄大な演奏で、会場を「acoakko」の世界へと引き込んでいく。ストリングス隊が一旦ステージを去り、続いて「悲しみよ今日わ」から「予感」へと、時にリズミカルに躍動し、時に震えるような切なさを醸し出しながら演奏は進んでいく。冒頭3曲を演奏後、akkoの口から、2002年のアルバム『organic』以来の付き合いであるという古川、そして11年前にakkoが“一緒に演奏したい”と直接会いに行き、口説き落としたという森、それぞれ10年間acoakkoを支え続けたメンバーが紹介される。その後、akkoが情熱的に歌い上げる「ターミナル」、森が奏でるリリカルなピアノの旋律と歌声が優しく馴染む“送る想い”が、静かな会場の中に真っすぐ響き渡る。

続くMCでは、シルバー・ジュエリー・ブランド「FANTASTIC MAN」とコラボレーションしたバングルや、オーガニックコットンにこだわったブランド「VIRI-DARI deserta」とコラボレーションしたハンカチやポーチ、Tシャツなどを紹介。「私は、手間暇かけて丁寧に作られたものに魅力を感じるんです。手間暇は、心遣いと同じだと思うんです」と、それぞれのこだわりのコラボアイテムを紹介。Tシャツにプリントされた「Keep doing what you believe」という言葉について、akkoは「信じることをやり続けてほしい」と語る。「この舞台にも、舞台監督がいたり、PAさんがいたり照明さんがいたり、多くの方を信じてここまでやってきました。信じることができたからこそ、いろんなことが達成できてきた気がします。信じる気持ちは何より強いと思うんです」と。そこには、音楽、ライブ、グッズ、あらゆるものの細部にまで宿ったMy Little Loverの表現理念があった。

再びストリングス隊を呼び込み、「あふれる」を披露。そのダイナミックなアンサンブルで会場を盛り上げると、続く「wintersongが聴こえる」、そして「recall」では会場中から手拍子が湧き上がり、akkoもピアニカやグロッケンを奏でながら、その盛り上がりは次第にヒートアップ。その後、「スケジュールが空いたので来た」というドラマーの沼澤 尚もステージに登場。

しかしながら、沼澤が叩くのはまさかの「その辺にあった」という段ボール。その段ボールから繰り出される見事なビートに導かれ、アンサンブルにはさらなる躍動が加わる。

akkoの「盛り上がっていくぜ!」という掛け声とともに 1995年にリリースされたデビュー曲「Man&Woman」、そこから「白いカイト」という大ヒット曲の2連発で、序盤の静謐な世界観とは一転、会場は大盛り上がり。akkoの、まるで煽るようなアグレッシブなパフォーマンス、そして、それに導かれるように客席から巻き起こる手拍子と合唱で、ライブ本編の最後は巨大な熱量に包まれて終了。そして、その後も鳴り止まないアンコールの拍手に応えて、代表曲「Hello, Again~昔からある場所~”が披露された。東京の夜景をバックに披露されたこの名曲と共に、どんな時代にも色褪せることのない My Little Loverの、そして akkoの深い世界観に抱かれた夜は幕を閉じた。

(おわり)

取材・文/FUMIAKI AMANO
写真/KIYOAKI SASAHARA


■「My Little Lover☆acoakko at Billboard Live presented by三井ガーデンホテルズ」セットリスト
M1. STARDUST
M2. 悲しみよ今日わ
M3. 予感
M4. 送る想い
M5. ターミナル M6. あふれる
M7. wintersongが聴こえる
M8. recall
M9. Man&Woman
M10. 白いカイト
EN. Hello,Again~昔からある場所~

■メンバー
森 俊之(Piano)
古川昌義(Guitar)
クラッシャー木村(Violin)
上里はな子(Violin)
三木章子(Viola)
原口 梓(Cello)
沼澤 尚(Percussion)





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