Kiroroの玉城千春がソロとして子どもたちの未来に向けたメッセージソング第三弾となる楽曲「あの人の声」を本日リリースした。

Kiroro20周年の活動以降、グループとしての活動をお休みして、2021年に「命の樹」と「Hop Dream Future」という2曲を配信リリース。「命の樹」は玉城千春の母校・読谷中学校の3年生(当時)と一緒に、そして「Hope Dream Future」は沖縄県内のインターナショナルスクールの生徒たちと一緒に歌詞を制作した楽曲をリリースした。今回リリースする「あの人の声」は、沖縄県内の児童養護施設『島添の丘』を巣立っていく子どもたちの壮行会で、はなむけの唄を作ることになったことがきっかけとなって生まれた楽曲だ。

千春は近年、沖縄県内の小中学校や児童養護施設をめぐり、唄を届けるなど沖縄の子どもたちのための活動を続けてきた。沖縄の琉球放送(RBC)が10年前から児童養護施設で暮らす子どもたちを支援するキャンペーン「応援18の旅立ち」を展開しており、今年の新キャンペーンソングとして「あの人の声」が採用されることが決定した。

今回、キャンペーンソングとして起用されるに当たって、2番の歌詞を作り直した。1番は当時の卒園生8名の思いを聞き歌詞に落とし込んだもので、2番の歌詞を作り直すにあたって、改めて職員の方々の子どもたちへの思いや葛藤を聞き取り、子どもたちを見守る大人たちの気持ちを歌詞にしている。

この楽曲のアレンジは前作同様BEGINの島袋優氏が手掛け、巣立っていく子どもたちへの希望が感じられる楽曲に仕上がっている。エンディングでは、「島添の丘」の子どもたちと職員の皆さんが参加したコーラスも入っており、この楽曲にさらなるメッセージが吹き込まれていることも必聴だ。

2024.1.10 Release
Digital Single「あの人の声」

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