2024年4月にデビュー40周年を迎える荻野目洋子。

ここ最近ではテレビ、ラジオへの出演だけでなく、ホールコンサート以外でのライブハウスツアーなども重視、関口和之「1933ウクレレオールスターズ」への参加、自身プロデュースのアナログ盤「Bug in a Dress」の発売など、活躍の場を拡げています。その荻野目洋子が2024年から40周年の年に突入したことで、1月6日の名古屋御園座でのライブを皮切りに精力的な活動をスタートさせた。

その荻野目が、2月27日に実施されたLINE CUBE SHIBUYAのステージで、ダンシング・ヒーロー以来のダンスチューン新曲を発表。「ネオ・カントリーステップ」を取り入れたダンスの振りを初公開した。LINE CUBE SHIBUYAのステージは、東京でのコンサートホールライブのスタートであり、4月3日からスタートさせる40周年ライブツアー「Yoko Oginome LIVE Tour 2024 〜The 40th Anniversary〜」のツアースタートの為の重要な幕開けであった。

ライブの内容は40周年の軌跡をファンヘ報告するが如く、幼少時代~デビュー3作目までの写真&映像によるプレビューのオープニングアクトから始まり、黒のドレスに緑をアクセントにした原色豊かなストライプデザインの衣装で現れた荻野目は、各シングルの発売順を追って歌唱する展開で進んでいった。ステージの内容は多岐にわたり、売野雅勇プロデュース作品の歌唱パート。企画カヴァーアルバム『Songs & Voice』から「終止符(アリス)」「青春の影(TULIP)」の2曲を歌い上げるフォークソングパートなども取り入れて構成された企画内容に、観客はじっくり聴き入りながらも、大きな歓声が送られていた。

ライブ中盤、白ジャケットとスパンコールスカートのセットアップ風スタイルで再登場してからは、初の目玉企画でもあるファンからのエピソードリクエスト曲「NONSTOP DANCER」をエピソード交え披露。さらに、ILO(国際労働機関)から依頼され、児童労働のない世界を願って自身で書き下ろしたILO(国際労働機関)児童労働反対キャンペーンソング「宝石 ~愛のうた」を、本人のウクレレ演奏と共に披露し、2023年4月8日からスタートしたYoko Oginome Spring Live 2023 “Bug in a dress”で会場限定発売され、自身プロデュースのアナログ盤「Bug in a Dress」の中から、90歳になる母をイメージして書いたという「Private Dancer」を自身のアコースティックギターと共に披露し、続けて「オギノメちゃん」という愛称で呼ばれ続けている自分をオーバーラップさせて作詞&作曲した「ニックネーム」という曲も披露した。

また中盤では事務所の盟友であるMAXのゲストコーナーもあり、後半では「北風のキャロル」「コーヒー・ルンバ」「ジャングル・ダンス」とビート感溢れる曲を軽快なダンスやタンバリンも用いて披露し、ファン待望の「ダンシング・ヒーロー(Eat You Up)Modern Version」のステージへと繋げていった。ステージでは、シークレットゲスト、平野ノラ、LiLiCoも呼び込み、ゲストであるMAX、シークレット・バブリーダンサーズも含めて全員一体となりパフォーマンスを披露、会場の興奮もピークとなっていった。

そしてついに、アンコール一曲目で、新曲『Let’s shake』の初公開となったが、アンコール明けには、『Let’s shake』を作詞&作曲した‟所ジョージ”、楽曲をプロデュースした‟木梨憲武”両名のコメント映像も流れ、「ネオ・カントリーステップ」を取り入れたダンスと共に『Let’s shake』を初公開。

観客はバブリーダンス『ダンシング・ヒーロー』以来のダンスチューンの初公開に興奮冷めやらない状態となり、約1900人の観客はその姿に改めて魅了された。アンコールラストは1986年4月21日に発売されたアルバム『ラズベリーの風』から「夏のステージライト」をアカペラで披露し、全27曲を歌い上げた。

今回ステージで初公開された、新曲『Let’s shake』の「ネオ・カントリーダンス」ティザー映像が、配信発売に先駆けて先行公開された。

<荻野目洋子コメント>


昨年、木梨さんのラジオゲストに呼んで頂いた時、デモ曲が出来上がっていて驚きました(笑)。すごくカッコいいと思いました!この様な形で新曲が生まれたのは初めてです。ご縁とサプライズが相まって劇的ダンスチューンに仕上がりました。所さんの創作意欲に心から感謝です。
 
振付けに関しては、以前からカントリー・ステップをやってみたかったので、三浦亨先生に提案させてもらいました。(「ダンシング・ヒーロー」でお馴染みの三浦先生です)イケイケなサウンドに合わせるのが新しくて面白いかなと。昔から伝わるステップとダンスミュージック、そのミスマッチな組み合わせをネオ・カントリーステップと名付けています!ご家族、お友達、仕事仲間とぜひ一緒に楽しみながら踊ってみてください♡

<『Let’s shake』> 今春配信予定
作詞/作曲:所ジョージ  プロデュース:木梨憲武  編曲:大平勉

プロフィール


・1968年12月10日生まれ、千葉県出身。佐倉親善大使。
・1984年「未来航海-Sailing-」でデビュー。
シングル「ダンシング・ヒーロー」「六本木純情派」「コーヒー・ルンバ」、
アルバム「NON STOPPER」(1987年オリコン年間アルバム1位)など、数々の大ヒットを放つ。
~結婚後、家庭優先の時期を経て~
・2014年、30周年を記念してライブ、新作PVの公開など活動を本格始動
・2017年「ダンシング・ヒーロー」がリバイバルヒット、第59回輝く!日本レコード大賞特別賞、
第32回日本ゴールドディスク大賞特別賞受賞。
・2020年、自ら作詞・作曲を手がけた楽曲「虫のつぶやき」が8月・9月度「NHKみんなのうた」に採用。
・2022年~、関口和之率いる『1933ウクレレオールスターズ』に参加。
・2022年、児童労働のない世界を願って作詞・作曲した、
ILO(国際労働機関)児童労働反対キャンペーンソング「宝石 ~愛のうた」MV公開。
・2023年4月、4年振りのバンドワンマンライヴを東京コットンクラブで開催。
上記会場で限定発売をした全曲作詞・作曲をしたアナログ盤アルバム「Bug in a Dress」が話題(現在通販中)。

・2024年、デビュー40周年を迎え、全国各地でアニバーサリーライブを開催予定。

「Yoko Oginome LIVE Tour 2024 〜The 40th Anniversary〜」
・04/03(水) 荻野目洋子 @Billboard Live OSAKA  ①17:30‐ ②20:30‐
・04/13(土) 荻野目洋子 @福岡border ①14:30‐ ②17:30‐
・04/21(日) 荻野目洋子 @宮城 誰も知らない劇場 ①14:00‐ ②17:00‐
・04/28(日) 荻野目洋子 @札幌Cube garden  ①14:30‐ ②17:30‐ (以上各開演時間)
・06/16(日) 荻野目洋子 @静岡 森町文化会館大ホール 15:00-

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