芸人として数々の受賞歴を誇る傍ら、アーティストとしての活躍の場を広げている粗品が、4月17日(水)にファースト・アルバム『星彩と大義のアリア』をリリースする。そして、アルバム収録曲の「サルバドルサーガ」が本日先行配信となった。

これまではボカロや声優などの歌い手へ書き下ろすプロデュース活動をメインに行ってきた粗品だが、今回のアルバムは2023年11月配信のシングル「宙ぶらりん」の流れをくむストレートなロック作品となっている。

スリーピースのバンド形態で、粗品はヴォーカルとギター、そして全曲の作詞・作曲を担当。音数が多い現代の音楽へのアンチテーゼとして、「シンプルな音楽でもこんなにかっこいい」ということを世に問う作品となっている。

粗品の脇を固めるのは、ベースの藤本ひかり(ex. 赤い公園)と、ブランド「LISTLESS」のデザイナーとしても活動しているドラムの岸波藍(ex. SEPTEMBER ME)。アルバムは、パンク・ロックのような激しい曲調で、現代社会へのヘイトだけでなく、悩める青少年の背中を押す内容の曲も収録している。

本日配信された「サルバドルサーガ」は、ストレートで力強いメッセージが激しいギター・サウンドに乗って放たれるナンバー。本日19時には粗品の公式YouTubeチャンネルにてミュージックビデオがプレミア公開される。

2月28日(水)19時プレミア公開

このミュージックビデオは前作「宙ぶらりん」同様、粗品自身が監督を務めた作品。ミュージックビデオについて粗品は、「今回のMVは伝えたいことをうまく映像に落とし込めました。周りに理解されず冷たい目で見られたり、ゴミを投げつけられたりする人を、自分にとって大切なパジャマ姿で表現しました。このMVのために伸ばしていた髪の毛を、撮影中に散髪したり、途中で髪色を変えたり、ビジュアルという意味で色んな粗品が見られます。初のバンド編成での迫力ある演奏シーンと、R-1ぐらんぷり優勝時に着用していたパジャマが見どころです。」とコメント。

また、初のバンド形態でのアルバムリリースについては、「自分がやりたかった音楽を純度高く表現できたアルバムです、強烈に生きた心地がした制作期間でした。
色んな曲を作りました。応援する曲や励ます曲、哀しい曲もあれば復讐の曲もあります。
色んな人を主人公にして作りました。学生や社会人、自分より年上の方や今しんどい人。
全ての曲に大義があります。歌の上手さやギターのテクニックで売るわけではなく、ただ音楽を思いっきりやっているだけの12曲です。自分の音楽で少しでも多くの人が熱くなり、楽しみ、救われますように。」とコメントしている。

尚、CDは、初回限定盤(CD+2DVD)と通常盤(CD)の2形態でのリリース。初回限定盤はトールサイズのデジパック仕様で、ボーナスDVDは、1枚が「音楽」、もう1枚が「お笑い」と題され、それぞれのテーマの撮り下ろし映像をフルボリュームで収録した豪華な内容となっている。

CDの初回プレス分には、2種の発売記念イベントへの参加資格がゲットできる応募抽選キャンペーンのエントリー用紙(シリアルナンバー入り)が封入される。初回限定盤の購入者対象は“粗品ファン感謝祭”と題し、粗品が珍しくファンサービスをしまくるイベント。通常盤の購入者対象は“粗品初音楽ライブ「伝説の一夜」”と題し、粗品の人生初音楽ライブをお客様10名限定で開催するもの。

さらに、UNIVERSAL MUSIC STOREで予約すると「宛名入り粗品の本当の直筆サイン付ポストカード」が特典としてゲットできる。こちらは3月5日(火)23:59までに予約した方のみの期間限定特典となっているのでお忘れなく。

■リリース情報


粗品 『星彩と大義のアリア』
2024年4月17日(水)発売

初回限定盤(CD+2DVD):UCCY-9042 \6,600(tax in)
通常盤(CD):UCCY-1123 \3,300(tax in)

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■粗品 プロフィール


1993年 大阪府生まれ。
2歳からピアノを始め、13歳からはギター、高校からはDTMに目覚める。
芸人として数々の受賞歴を誇る傍ら、アーティストとしての活動も広がり、2020年にはボカロ楽曲を発表。「#みどりの唄」は公開と同時にTwitter(現X)トレンド入りを果たした。
2021年、音楽活動の本格化に向け、自身のレーベル“soshina”を設立。
同年3月にレーベル第1弾楽曲「乱数調整のリバースシンデレラ feat. 彩宮すう (CV: 竹達彩奈)」をリリース。リリースと同時に、タイトルとMVの主人公のキャラクター名がTwitter(現X)トレンドの7位と8位にそれぞれランクインした。
同年11月には太鼓の達人20周年アンバサダーに就任。記念ソング「大好きな太鼓の音 feat. どんちゃん」を書き下ろした。
2023年4月には、NHK Eテレ放送のアニメ『青のオーケストラ』のエンディングテーマ「夕さりのカノン feat. 『ユイカ』」をリリース。編曲にSyudouを迎えたポップ・ソングで、クラシックの名曲のモチーフを多用し話題に。

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