2024年にソロデビュー10周年を迎えたファンキー加藤が、デビュー10周年記念ライブ「I LIVE YOU 2024 in 日比谷野外音楽堂」を音楽の聖地・日比谷野外大音楽堂にて開催した。

2013年東京ドーム公演にてFUNKY MONKEY BABYSを解散後、2014年2月12日よりソロミュージシャン・ファンキー加藤としての活動を再開。ソロ初のワンマンを日本武道館で飾り、その後も全国各地の様々な大舞台をマイク一本で戦い抜いてきた「I LIVE YOU」は2018年の「I LIVE YOU 2018 in HACHIOJI」以来6年ぶりの開催となった。

ファンモンの「おまえ達との道」の最初の舞台も音楽の聖地“日比谷野外大音楽堂”であったが、実に16年ぶりにソロとしてこの会場に帰ってきたファンキー加藤。ソールドアウト公演となった野音に集まったファン達の期待と緊張が交差する中、「I LIVE YOU」の象徴でもある1本のマイクがマイクスタンドによってステージ中央に鎮座する。

SEが鳴り響いた瞬間、地鳴りのような大歓声と拍手に煽られ、お馴染みのサポートメンバー田中隼人とバカムスコ翔が登場。続けて、今年1番の暑さになった快晴の空に向かって響き渡る轟音とともにファンキー加藤がステージに。そのままの勢いでソロデビューした2014年の9月に開催した初のワンマンライブ「I LIVE YOU 2014 in 日本武道館」と全く同じ楽曲「リスタート」でスタート。
まだ明るい快晴の空の下、たくさんの笑顔と大歓声、ファンキー加藤のまっすぐな歌声が次々と交差していく。そして、早速コール&レスポンスを起こしながら会場の一体感を一瞬で作り出していく。

最初のMCでは、「元気ですかー!! ソロデビュー10周年記念ライブ、ようこそお越しいただきました。ファンキー加藤だ!!!」と絶叫と言っても過言でもない声量で全国各地から集まったファンに挨拶。
続けて、「晴れて欲しいとは願っていたけど、こんな暑くなるとは思ってなかった(笑)。でも雨より良いよね!」と晴れ男ぶりもしっかりアピールして観客全員の気持ちをしっかり掴んでいく。

ソロデビューから10年の間、ファンキー加藤が実直に続けてきた心の奥底まで最短距離で真っ直ぐに言葉を届けるライブスタイルが爆発していく。
シングル楽曲「輝け」、「太陽」、「MUSIC MAGIC」、「冷めた牛丼をほおばって」「希望のWooh」に加えソロデビュー10年の歴史を辿るように、「つながるから」、「本当のこと」、「40」などの人気楽曲を織り交ぜたセットリストを展開していく。

そして、本編最後は、ソロデビュー曲「My VOICE」。10年前から現在そして10年後も必ず全員で歌い繋がれていくであろうこの楽曲の大合唱は、全国各地から詰め掛けた超満員のファンからファンキー加藤への10周年のお祝いの歌声となった。

もちろんこれで終わるはずもなく、気がつけば暗闇に包まれた空に響き渡るアンコールの大声援。
野外ステージの夜を彩る照明が会場全体を包み込む中、アンコール2曲目では、母親への感謝の気持ちを綴った4年ぶりの新曲「優しい光」を歌唱。多くのファンが涙を流し、あたたかな拍手が起こった後のMCでは、会場に再び大きな歓声が沸きおこる発表が行われた。

「10周年やん! 日比谷野音だけで終わらせるわけないやん!(笑)」と話し出すと、
ファンキー加藤ソロ初となるベストアルバム「My BEST」を7月24日にリリースすることを発表。さらに「みなさんどうですか? アルバム出して終わりですか??」と自ら煽ったあとに、2018〜2019年に行われた「希望のWooh oh TOUR」以来、約5年ぶりのソロワンマンライブツアー“10th Anniversary LIVE TOUR「Your VOICE」”を発表。この発表に「待ってました!」との声が各所であがる中、「今日は僕の声、“My VOICE”をみんなが全国から聴きに来てくれたので、今度はあなたの声をあなたの街に聴きにいくということで“Your VOICE”ツアーをやります」と熱く語りかける。

2020年に「ライブツアー“F”」の開催発表をしながらもコロナ禍により、無念の全公演中止という事態から待ち続けた待望のソロツアーの発表に歓喜の声が響き渡る。

初のベストアルバム「My BEST」には、ソロデビュー曲「My VOICE」のセルフカバーをはじめ、「太陽」「MUSIC MAGIC」「希望のWooh」などのシングル楽曲はもちろん、“ももいろクローバーZ”に楽曲提供した、「吼えろ」や、CD初収録となるプロレスリング・ノア「ABEMA presents NOAH “THE NEW YEAR” 2022」テーマソング「VOYAGE」など全17曲(新録5曲を含む)が収録され、まさにソロミュージシャンファンキー加藤の10年が凝縮された作品となっている。
ジャケット写真では、10年前のソロデビュー曲「My VOICE」で、当時ジャケット写真を撮影したフォトグラファー間仲宇氏が10年ぶりに担当し、「My VOICE」と同じ構図で現在のファンキー加藤を撮影。
10年前と今のファンキー加藤の対比はとても感慨深いものがあるので、是非ジャケット写真を並べて見比べてみて欲しい。

そんな嬉しい知らせを受けて湧き上がる会場に「10周年記念ライブが本当にこんなに楽しくて幸せなものになるなんて思ってもみませんでした。全国各地から集まってくれたみなさんありがとうございました」心からの感謝の気持ちもしっかりと伝えると、アンコール最後の「ラストナンバー」では10年間を駆け抜け、ファンキー加藤を支え続けたマネージャー陣もステージに上げて紹介。自らを取り巻く全ての人への感謝で締めくくった10周年記念ライブは笑顔と拍手で包まれた最高のステージとなった。

なお、この日のライブの模様はU-NEXTにて、5月25日より配信されるという。ぜひ、あなたもこの素晴らしいライブを体感してみてはいかがだろうか?

≪リリース情報≫
2024年7月24日リリース
ベストアルバム
10th Anniversary ALBUM「My BEST」

初CD化音源含む全17曲収録のベストアルバム!
ジャケット写真はソロデビューシングル「My VOICE」をオマージュ!

ソロデビュー10周年を記念したベストアルバムには、ソロデビュー曲「My VOICE」のセルフカバー、「My VOICE 2024 ver.」をはじめ、「輝け」(「カルピスソーダ」CMソング<2014年>)、「太陽」(日本テレビ系水曜ドラマ『ST赤と白の捜査ファイル』主題歌<2014年放送>)、「MUSIC MAGIC」(よみうりランド2015 ジュエルミネーション テーマソング)、「希望のWooh」(テレビ朝日系「ワールドプロレスリング」ファイティングミュージック<2018年>)などのシングル楽曲はもちろん、2018年にメジャーリーグ・ニューヨーク・ヤンキース時代の田中将大投手の登場曲として“ももいろクローバーZ”に楽曲提供した「吼えろ」(2021年には同曲のリメイクで共演も果たした)や、所属事務所の後輩アーティストだった“あゆみくりかまき”に楽曲提供した「ぼくらのうた」をファンキー加藤としてセルフカバー。
さらにこちらもCD初収録となるプロレスリング・ノア「ABEMA presents NOAH “THE NEW YEAR” 2022」テーマソング「VOYAGE」、初めて母への思いを歌った最新配信楽曲「優しい光」など新録5曲を収録。

ファンキー加藤オフィシャルサイト

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