Sexy Zoneのメンバーとして活動する松島聡の自身初となる個展『松島聡 コ。展』が本日、2023927()より表参道ヒルズ スペース オーにて開催される。

展覧会タイトルの「コ。」には、自分らしさ=【個(“コ”)】として表現を詰め込み、【心(“コ”コロ)】の目で感じてもらえる展示にしたい、という本人の想いが込められており、展示では現在時点での「自分らしさ」の形として、マネキンをモチーフにした作品を中心に、照明から香りまで会場全体を使ったインスタレーションとして表現している。

本展に向けて松島が最初に手掛けた、対照的にレイアウトされた2体のマネキンと、それを彩る“黒と白”の花やレース、ビジューなど、様々なマテリアルで構成された作品である『光と影』や、複数のキャンバスアートが組み合わされたインスタレーション作品『深淵からこんにちは。』などさまざまな作品が展示されている

開催前日となった926日には本人登壇による会見が行われ、改めて完成した作品と展示会場について「自分の理想としているものを少しずつ形にしながら、スタッフの皆さんと一緒に作り上げてきたものがやっと完成して、心の底から自信をもった作品をお届けできるかなという想いでいます」と語ったほか、今回の展覧会に向けて手探りの中、行われてきた作品作りに関しては「マネキンに直接装飾しているので何度も作り直したものもありました。マニュアルが無い中、一つずつその都度考えながら作ってきたので、その中で課題も生まれましたし、今回を経てさらにクオリティの高い作品を作りたいという次への目標も見えてきました」とその制作にまつわるエピソードを紹介した。

展覧会を通して用いられている白と黒のモノトーンを使った表現については「色々なものが持つ二面性について、どちらが正しいという白黒つけないといけないという固定概念にとらわれずに、どちらもがもつ良さに目を向けて柔軟に捉えて欲しい」というその背景を語ったほか、「自分を中心に“自分のこれをみて”というのを作品に出すというアプローチもあると思うのですが、そうではなくて、ファンの方をはじめ初めて作品を見た方がどう思うかというところまで想いを馳せながら作品を作りました」と作品作りに対する考えを語った。

そして、最後に開催への意気込みとして「見に来てくださる方のそれぞれの視点で、視覚的な部分だけでなくココロの目で作品を感じ取っていただいて、何かを思うきっかけなってくれるとうれしいです」と締めくくった。

なお作品の展示はもちろん、会場内に併設された特設ショップでは、松島が自ら企画立案やデザイン監修に携わった個展ならではのオリジナルグッズの販売もしている。(※グッズラインナップの一部はオンラインショップでも取り扱いあり)

さらにオンライン配信版の『コ。展』開催も決定。本人のナビゲーションによる展覧会の紹介が行われるほか、作品制作や会場施工の様子などもドキュメンタリー的に紹介される予定となっている。詳細はおって展覧会公式HPにて発表される。

幼少期の頃から現在にいたるまでの25年間を通して、「らしく」あるために、自身が感じ、思ったことを大事にする感覚を表現した、松島聡の初の個展。是非、お楽しみに。

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