main

encoremode
2020.02.19

ジェイミー・ファーガソンによるスタイルブック『THISGUY』――安武俊宏(ビームス)

encoremodeブレーンメンバーによるコラムをお届けします。今回の寄稿者はビームスのPR戦略部プレス安武俊宏さん。テーマは「ジェイミー・ファーガソンによるスタイルブック『THISGUY』」です。

<PR>
「ジュルナルクボッチのファッショントークサロン」by SMART USEN



フォトグラファーの @jkf_man ことJamie Ferguson(ジェイミー・ファーガソン)によるハードカバーのメンズスタイルブック『THISGUY』。彼から去年の1月にInstagramのダイレクトメッセージで連絡が入った。

「10月にメンズスタイルの本を出します。これは私がカッコいいと思う人を約15名世界中からピックアップして、私自身で撮影していくものです。Toshihiroさん、今度日本に行くのであなたのスタイルを撮影させてもらえませんか?日本では、Yukio Akamine、Shoji Uchiyama、Jene Krellにアポイントを取っているところです。」

ジェイミーとはPITTIの時に挨拶する仲でいつもスナップを撮ってもらっていた。(生意気ながら「撮られていた」が正解かな)本国の『THE RAKE』でも寄稿していたりするのだけど、彼の写真からは洋服愛が伝わるんだよなぁ。メンズウェア(ハイファッションではなく、クラシックウェア中心)の傾向をしっかりと見続けているからこそ、写真としての切り取り方が他のフォトグラファーのそれとは一線を画す。PITTIで撮影しているカメラマンの中では「PITTI PEACOCK」(撮られる為に装っている派手な人たちの総称)しか撮らない、いわゆる目が肥えていないフォトグラファーが多いけれど、彼は独自の目線で被写体をピックアップしている。

そんな彼から連絡が来た時、正直かなりテンションが上がった。しかも並びが赤峰さん、ユナイテッドアローズの内山さん、ジーン・クレールさんといったメンズスタイルの大先輩方ときたら!2つ返事でOKと伝えるよね。

でも、だいたいこの手の撮影をしたいと僕にDMを送ってくるファトグラファーは、ビームスチームを撮影したいと言う事が多いから「ShuheiやTomoyoshiも一緒が良いですか?」と聞いたところ「Toshihiroが撮りたいんです。」 と返事が。俺で大丈夫なのかな?と一抹の不安を抱えながら日程を合わせて撮影に臨んだ。

撮影場所は「Toshihiroのパーソナルな所が希望」とのことで、神楽坂(自宅近辺)と原宿(職場近辺)で撮影する事に。撮影当日、一時帰国中だったビームス ロンドンオフィスの三宅君が通訳として参加してくれた。(三宅くん、改めてありがとう!)

スタートは神楽坂下。銀座あたりのホテルに泊まっていたジェイミーは、神楽坂下まで歩いてきた。撮影は3コーディネート。朝から夕方までみっちりと撮影。昼ごはんを原宿の「ヨゴロウ」でカレーを食べている時に彼のプライベートを聞いた。彼自身もとてもスタイリッシュで、この本に出ていてもおかしくないくらいのウエルドレッサーだと思う。(まず、もっさりとしたヒゲがズルイ!)年齢を聞くと36歳。3歳の息子が居て、最近ロンドンからアイルランドに移住したそう。(アイルランドの食事はポテトしかないよ(泣) とジョーク交じりにボヤいていた)そんなライフスタイルもイマドキだなぁと。僕に魅力を感じて撮影をオファーしてくれたのだけど、逆に彼の魅力にハマってしまった。

撮影から9ヶ月後の昨年10月、この本がイギリスから届いた。ビームスでは12月よりメンズドレス展開店舗やオンラインショップで発売を開始。数十年後「じいちゃん、昔はこんな本に出たこともあるんだよ」と孫に語るのを将来の夢にしようと思います。



(おわり)

文/安武俊宏



安武俊宏(やすたけ としひろ)
985年福岡生まれ、札幌育ち。文化服装学院卒、2005年ビームス入社。 銀座店や新宿店でのメンズドレスの販売を経て、2012年よりプレスに。現在はメンズドレスやデザイナーズ、雑貨のPRを中心に、「BEAMS AT HOME」シリーズのディレクション、服飾専門学校での講師、企業・団体への講演などマルチに活躍中。3度の飯よりおしゃれな洋服や雑貨、インテリアが大好き。ブログ”ふくぶろぐ”はほぼ毎日更新中。







「ジュルナルクボッチのファッショントークサロン」by SMART USEN





アプリのダウンロードはこちらから

Get it on Google Play
Get it on Google Play