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2019.12.19

セレクトショップが提案する2020年春夏トレンド、「女子力」にフォーカス。【後編】

11月末から12月初旬にかけて一斉に開かれた大手セレクトショップのプレスプレビューから、2020年春夏トレンドをレポート。透け感のあるシアー素材、やわらかなパステルカラー、プリント柄などをキーワードに、各社共通して華やかな「女性らしさ」が鍵となっている。 後半は、エストネーション、ガリャルダガランテ、アーバンリサーチ編

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エストネーション編

今シーズンのエストネーションは「クラシックの中に軽さやプリント、カラーをエレガンスに掛け合わせてエストネーション独自のフィルターを通し提案した」という、エストネーションウィメンズ・ディレクターの藤井かんなさん。シーズンテーマには「BOURGEOIS CHEEP CHIC(ブルジョワチープシック)」を掲げ、ポルカドットや壁画プリント、小花柄、ボウタイブラウスなどを用いて70年代テイストのドラマティックな世界観を大胆に打ち出した。色では、パステルカラーのピスタチオやエッグイエロー、ポジティブなブルーミングカラーを基調とするワントーンのグラデーションにフォーカス。アイテムでは、バミューダとクロップドパンツの間のニューレングスパンツや夏まで羽織れる透け感のあるライトネスアウターを充実させた。新規取り扱いブランドの多さにも注目だ。また、LVMHが買収し、ギョーム・アンリをデザイナーとして迎えリブランディングした「パトゥ」が六本木ヒルズ店にて取り扱いがスタートした。



エストネーション・ウィメンズ・ディレクターの藤井かんなさん


パトゥのピスタチオカラーのドレストレンチコート(153,000円・税別)
ドラマティックなシルエットを演出する裾のボリューム部分は取り外し可能


<左>日本初上陸でエストネーション独占のフィレンツェの老舗ブランド「ロレッタ カポーニ」
小花柄のオフショルダーワンピース(62,000円)
<右>インテリアからインスパイアされたオリジナルプリント「アトリエ クランプ」
セットアップジャケット(74,000円)、パンツ(32,800円)、中に着た「ケイト」のシャツ(76,000円)



【ガリャルダガランテ編】

ガリャルダガランテの今シーズンは「POLYNESIE(ポリネシー)」をテーマに、美しい太平洋に浮かぶ島々からなるポリネシアから着想を得たプリミティブなスタイルをタイムレスなスタンダードとミックス。程よいモード要素をプラスしたリラックス感溢れるスタイルを提案する。パターンは、バティックやボタニカル柄を都会的にモダナイズし、やわらかなパステルのカラーパレットとシアーや光沢感のある繊細な素材でセンシティブな透明感を表現した。LAブランドからは再生利用可能なアイテムを仕入れるなど、サステイナブル意識も高い。ガリャルダガランテ発のブランド「ヘリテノーム」は、コンテンポラリーダンサーで振付師のピナ・バウシュからインスピレーションを受けた軽やかなデザイン。大人向けのカジュアルなエレガンスウェアとして生まれ変わった。



ガリャルダガランテ・バイヤーの木上史子さん


ガリャルダガランテ発のブランド「ヘリテノーム」
杏で染めたキャミソールワンピース(28,000円)


<左>LAブランド「シャイテ・モーテ」
ピスタチオカラーの背中開きノースリーブワンピース(45,000円)
<中>オリジナルのベージュのタンクトップ(13,000円)と
NY在住日本人デザイナーが手掛ける「タナカ」のペインターデニムパンツ (32,000円)
<右>韓国発L.Aで展開する「アーチ・ザ」
再生利用可能なシルク100%のパーカ(60,000円)



【アーバンリサーチ編】

アーバンリサーチでウィメンズのアシスタントバイヤーを務める川畑幸美さんは今シーズン、「女性らしい素材や明るめのカラーをクリーンなハンサムスタイルでまとめた」という。「RELAX UTILITY MOOD (リラックス ユーティリティ ムード)」をテーマに、アーバンリサーチらしいジャケットやデニムなどのメンズライクなアイテムに透け感のあるシアー素材や柔らかなペールトーンのパステルカラーを融合。アイボリーやクリームのエクリュカラーやミントサックス、ライトパープル、レモンイエローなど色合いも豊富だ。ワントーンのセットアップなど今までより大人の女性に向けたラインナップで、カジュアルな中にクラス感がアップした。



アーバンリサーチ・アシスタントバイヤーの川畑幸美さん
「カバナ」のジャケット(69,000円)とオリジナルのショート丈サマーニット(10,000円)を着用


<左>「オニール・オブ・ダブリン」の別注リネン地キルトスカート (各22,000円)
<中>クロシェ編みとPVC素材を組み合わせた別注色のバッグ「ジャミレイ」(39,000円)
<右>染込み・バックプリント別注の「ミクスタ」Tシャツ (6,800円)



(おわり)

取材・写真・文/久保雅裕(encoremodeコントリビューティングエディター)、成清麻衣子(フリーライター)



成清麻衣子(なりきよ まいこ)
文化服装学院卒業後、PR会社を経て2016年に独立。企業のコンサルティング業務の他、ファッションやビューティーなど幅広い分野で、ライターとしての活動を開始。PR経験を活かした企業のプレスリリースやウェブサイトのライティング、カタログ制作も行う。





[  前編  ]





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