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選曲家の声
2015.06.17

「bonjour records」の提案する 音楽とモード そしてカルチャー

アパレル、雑貨、書籍も扱う代官山の音楽セレクトショップ、bonjour records。ここでバイヤーとして活躍する上村真俊さんに、ショップのコンセプトや注目するアーティストについてお伺いしました。

――こちらのお店をひと言で表現すると……。

「わかりやすく言うと音楽セレクトショップですね。オープンは1996年ですが、当時は外資系の大型レコード店が主流で、洋服のセレクトショップ的な発想でお店を作ったら面白いんじゃないかと。大型店は、コアな音楽ファン、たとえば自分の好きなジャンルとその周辺の音楽を積極的に探す層には宝探し的な楽しさがあると思いますが、もっとカジュアルな音楽ファンに新しい音楽との出会いを提供する場所だと考えています」

――バイヤー、セレクターとして留意している点は?

「ジャンルや流行に縛られず、バイイングも選曲も“いまの自分たちの気分”に従うようにしています。たとえば今年と、2年前、4年前にセレクトする音楽は全く違っているはずなんです。人によっては“なんだか変わっちゃったね”って感じるかも知れない。でも僕たちは変化することを恥じない。むしろそうやって自分たちのセンスをアップデートできることが強みです。ブラジル音楽だったり、インディロック、テクノが新しかったとして、でもそこに留まってしまえば、僕たちの目利きとしてのスペシャルティが失われてしまうと思ってるんです」

――これから来そうなシーンは?

「うーん、難しいなあ! ちょうど過渡期というか、ここ1、2年の間に、僕たちが注目していたアーティストがブレイクし始めていて。FKAツイッグスとかブラッド・オレンジみたいに、無名の新人がいきなり世界規模でブレイクするっていうことが起きています。シーンという意味では、ちょっと前からのヴァイナルブームを経てヴィンテージな生音への回帰というか、そういうトレンドも感じますね」

――ショップのマーチャンダイズについて教えてください

「パリのインディーズレーベルとして知られるKitsuneのアパレルは、ポップアップ・ショップ的な扱いでしたが、今ではレギュラー展開しています。アパレルだけでなく、書籍や雑貨なども扱っていますが、すべてのアイテムが音楽カルチャーとリンクしています。そうした品揃えがボンジュールらしさだと思うんですよね」

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bonjour recordでバイヤーを務める上村真俊。大沢伸一とのユニット、OFF THE ROCKERとして『SOFA DISCO』のコンピシリーズや同名パーティのオーガナイズにも携わっている。

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洋書中心の書籍コーナー。音楽、ファッション、アートからサーフ&スケートカルチャーのスタイルブックまで、音楽シーンとのリンクした選書に納得。

スタッフさんの“これがオススメ”

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アーティスト: V.A
タイトル: 『LOTS OF LOVIN’』
パリ発、世界を代表するセレクトショップCOLETTEの人気コンピシリーズ最新作!
キュレーターを務めるのは、世界中のブランドやセレクトショップがラブコールを送る、N.Y.在住のイラストレーターKevin Lyons! 90’sを中心に、メロウネス溢れるHIP-HOP Loveソングを収録した、愛とグルーヴが詰まったWARMな仕上がり。
日本での取り扱いはBONJOUR RECORDSのみ!


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bonjour records
東京都渋谷区猿楽町24-1
http://www.bonjour.jp/
USENではbonjour recordsセレクションが楽しめます