2000年代に日本で巻き起こったJAZZY HIP HOPのムーヴメント。そしてHIP HOPオリエンテッドな現行JAZZシーンもお届けする、大人のためのHIP HOPチャンネル「JAZZ HIP HOP(I-33)」。空間をクールにしっとりと演出できる高いBGM性と、毎月更新の特集コーナ「Monthly Exclusive Mix selected by roph recordings」ではここでしか聴けない貴重なDJ Mixもあり、USEN音楽配信サービスのコンテンツとして人気を博している。

鍵盤奏者兼、ビートメイカーとして個性的な楽曲で2017年にデビューを行なって以来、西海岸を代表するレーベルの一つであるStones Throwの代表格の一人として大活躍中のKiefer

そんな彼がまだデビュー1年目にこのコーナーの為に製作した貴重なエクスクルーシブ・ミックスを8月に再配信。自身の楽曲をはじめ、最近Kiefer自身もremixをおこなったmoonchild、中盤にはMiles Davisやミナス音楽の重鎮Milton Nascimentoなどブラジル音楽なども収録されており、Kiefer自身が影響を受けたであろう音楽が盛りだくさんの2時間ミックスだ。

ここではKieferのMIXにセレクトされた特に注目すべき5曲を紹介しよう。

Voice2 / Devonwho

Sam GendelやMNDSGNなどが所属するLAをベースにしたレーベル「Leaving records」のお抱えビートメイカーDevonwhoの楽曲
Gateway / shiboski

Kieferと同じくLAをベースに活動するビートメイカーShibo / Shiboskiによる2018年の作品
Nobody / moonchild

南カリフォルニア大学で結成され、10周年を迎えた大人気ネオソウルバンドmoonchildによるメロウな一曲。最近Kieferによるリミックスもリリースされている
loro / egbert gismonti

リオ出身のマルチ楽器奏者エグベルトジスモンチの81年にドイツの名門レーベルECMからリリースされたコンテンポラリーな一曲
machines / Ivan Ave

大人気名門レーベルJAKARTA所属のノルウェーはオスロ出身のラッパーIvan Aveによる楽曲。プロデュースは最近日本でツアーを行ったMndsgn

KieferのMIXプレイリストはこちら

Kiefer(キーファー)

LAビートシーンの雄、Mndsgnのライヴ・メンバーとしても活動し、ケイトラナダ、ノレッジなど多数のアーティストとコラボするピアニスト/ビートメイカー。アルバム『Kickinit Alone』でデビューし、美しい鍵盤の音色とドープなビートが融合したサウンドは日本でもJAZZHIP HOPファンの間で話題に。現在は5枚のアルバムをリリースしており、新作リリースも期待されている。

Kiefer web site

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