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トピックス
2015.11.25

90年代の東京を眩く彩った藤原ヒロシ珠玉の1stソロ『Nothing Much Better To Do〈Deluxe Edition〉』が、リマスタリング&未発表バージョン多数収録の新装パッケージで1月27日に登場

2016年、ビクターエンタテインメントから「デラックス・エディション」シリーズがリリース。このシリーズは、ビクターの膨大なカタログからセレクトした作品を、オリジナル楽曲とその作品にまつわる未発表音源やアナザーバージョン、関連曲等の貴重なトラックを追加したディスクに、作品の本質と背景をより詳しく把握出来るように再編したブックレットをパッケージ、愛着をもって親しんでもらえるような「物」として発信・提案していくもの。ビクター・デラックス・エディション スタートに寄せて、原ヒロシがオリジナルロゴマークをデザイン、シリーズを飾っていく。

『Nothing Much Better To Do〈Deluxe Edition〉』
1994年11月23日。
楽曲のメロウネス、豊潤なアンサンブル、そして海外のレジェンドヴォーカリストたちの参加…溜め息を漏らさずにはいられないその完成度ゆえ驚きと羨望の念をもって「藤原ヒロシ」という音楽家の名を広く知らしめた処女作『Nothing Much Better To Do』が発表された。

このアルバムは Terry Hall(The Specials/Fun Boy Three/etc)、Neneh Cherry(New Age Steppers/Rip Rig+Panic)、Kathy Sledge(Sister Sledge)ら70~80年代の英米の パンク、アヴァンギャルド・ニューウェイヴ、ディスコ各々のシーンの中核を担ったグループのフロントヴォーカリストを贅沢に起用したことも当時話題となったが、藤原ヒロシがそれまでに行って来た TINNIE PUNKS、Luv Master X、Subliminal Calmや小泉今日子、藤井フミヤ、スチャダラパーその他多くのプロデュース&リミックスワークで魅せて来たブレイクビーツ/ダブ/ハウスといった世界的な先進音楽トレンドを反映/発展させてゆくサウンドアプローチから一転、 磐石のバンドサウンドにストリングスやピアノを全篇にフィーチャーした生楽器を主体とした多幸感溢れる至高のアンサンブルを追求、完成した途端にレアグルーヴ化し色褪せる事の無い「東京ローカルサウンド」が処女作にして作り上げられた。

当時は渋谷系と称された時代軸と国境を取り払って音楽を並列に楽しむトレンドが花盛りであったことも背中を押したが、洋楽以上に洋楽然とした眩い音の輝きを放つそれは「東京」という地方都市でこそ産まれ得た東京が誇る地産地消の音楽であった。

このアルバム『Nothing Much Better To Do』のオリジナルは藤原ヒロシがそれまでに楽曲提供してきた曲を含むセルフカバー4曲と新曲4曲で構成されているが、リリースから21年を経て今回リリースされるデラックス・エディションは、 オリジナルのマスタリングを担当した小鐡徹氏によってオリジナルマスターテープよりリマスタリングされ、飛躍的に瑞々しいサウンドとなった全8曲を収録したDisc1と、レコーディング時のアウトテイク、リミックス、アルバム以前に他アーティストに楽曲提供された関連曲、追って録音されたカバーを含む全15曲のエクストラ・トラックが収録されたDisc2で構成される。
Disc2には「A Song For Two」の原曲である「KOIZUMIX PRODUCTION」名義でリリースされたアルバム『Bambinater』に収録された小泉今日子と浜崎貴司によるボサノバ・デュエット「ラブバラ(LOVE-BALLAD)」(1992年リリース)、「Turn My Back」の原曲となったスチャダラパーの「何処か…どっちか…」(1994年リリース)の2曲のオリジナルに加え、「Windy Fields」の原曲となったCHIEKO BEAUTYの「Windy Fields」(1993年リリース)、全篇ニューヨーク撮影で製作された連続ドラマ『バナナチップス・ラブ』(1991年放送/監督:高城剛,主演:松雪泰子)の挿入曲として書き下ろされたメロウ・アンビエントのマスターピース「Dawn」のDub Master Xとのユニット”Luv Master X”で再録された「Dawn」(1993年リリース)、「A Faintest Sign」の原曲となった いとうせいこう とのユニット”Subliminal Calm”の「かすかなしるし」(1992年リリース)、後にJR東日本のCM曲として再録音されたUAヴォーカルによる同曲(1997年)といった関連楽曲の未発表バージョン計4バージョンを含む計10トラックに及ぶ未発表音源が収録され、「Nothing Much Better To Do」が産まれた華麗な前後関係を体感出来る充実極まる内容となっている。

■ 藤原ヒロシ コメント
数年前から温めていたこの企画。やっと出来上がりました。
「これが始まり」と言えるアルバムのデラックス盤。
僕自身発売をとても楽しみにしています。

■ 藤原ヒロシ プロフィール
80年代よりクラブDJを始め、85年TINNIE PUNXを高木完とともに結成し、日本のヒップホップ黎明期にダイナミックに活動。
90年代からは音楽プロデュース、作曲家、アレンジャーとして活動の幅を広げる。
‘11年より真心ブラザースの倉持陽一とともにAOEQを結成し新たなバンドスタイルでの演奏活動を行っている。
ワールドワイドなストリートカルチャーの牽引者としての顔も持ちファッションの分野でも若者に絶大な影響力を持つ。
’14年4月より青山に「ザ・プール青山」をオープンさせている。
’15年11月より、モノの新旧に拘らず、自らが見たい、読みたい、知りたいと思う情報を集めてグローバルに発信するデジタルメディア”Ring Of Colour”をスタートした。

藤原ヒロシ
『Nothing Much Better To Do 〈Deluxe Edition〉』
2016.01.27 Release
VICL-70201~2(2枚組/SHM-CD)
2,800円(税別)
初回限定デラックス・パッケージ仕様

◆Disc 1
01. Let My Love Shine /Vox:Kathy Sledge
02. A Song For Two /Vox:Kathy Sledge & Julian Brooks(Raw Stylus)
03. Getting Over You /Vox:Terry Hall
04. Turn My Back /Vox: Neneh Cherry
05. Windy Fields /Vox:Julian Brooks
06. Dawn
07. The Faintest Sign /Vox:Kathy Sledge
08. Mind Game /Vox:Cleo

◆Disc 2
01. Let My Love Shine (Flute Dub) ★
02. Let My Love Shine (More One Two Dub)
03. A Song For Two (Strings Dub) ★
04. ラブバラ (LOVE-BALLAD) / Koizumix Production(Vox:小泉今日子 & 浜崎貴司)
05. Getting Over You (Dub) /Vox:Terry Hall
06. Getting Over You (Dub Out Take) /Vox:Terry Hall ★
07. Turn My Back (Instrumental)
08. 何処か…どっちか… /スチャダラパー
09. Windy Fields (Vox Dub) / Chieko Beauty ★
10. Dawn (Perc Dub) / Luv Master X ★
11. Dawn (Remix #2) / Luv Master X ★
12. The Faintest Sign (with EMS) ★
13. かすかなしるし (Vox & Strings Dub) / Subliminal Calm(Vox:いとうせいこう) ★
14. かすかなしるし (Without Rhythm) / 藤原ヒロシ feat. UA ★
15. Mind Game (Sax Dub) ★

★ 初収録バージョン