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SMART USENの「ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2019」特集は4月13日スタートです



5月3日に開幕するクラシック音楽イベント「ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2019」にあわせ、音楽アプリ「SMART USEN」でも同タイトルの特集チャンネルを展開する。こちらは、4月13日から5月9日までの期間限定。iPhone、アンドロイドの各スマホでアプリをダウンロードすれば、通信料のみのフリープランで聴くことができる。

「ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2019」のテーマは「Carnets de voyage ― ボヤージュ 旅から生まれた音楽(ものがたり)」。注目アーティストは、「Le Pari des bretelles~アコーディオンが紡ぐ旅物語~」(公演番号:225、324)などに参加するフェリシアン・ブリュ(アコーディオン)、エルメス弦楽四重奏団、エドゥアール・マカレス(コントラバス)や、「Carnets de Voyage ~旅のアルバム~」(公演番号:133、234)などに参加するエマニュエル・ロスフェルダー(ギター)、ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 op.104(公演番号:247)を演奏するアナスタシア・コベキナ(チェロ)など。

ラ・フォル・ジュルネは、1995年、現在もこのイベントのアーティスティック・ディレクターを務めるルネ・マルタンによってフランス西部の港町ナントで誕生したクラシック音楽祭。日本でも2005年から「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」として開催されるようにになり、昨年からタイトルを「ラ・フォル・ジュルネ TOKYO」に改め、今年2019年は、東京国際フォーラムを中心に、大手町・丸の内・有楽町、京橋、銀座、日本橋、日比谷で開催される。



フェリシアン・ブリュ
(C)Manuel Braun/Mathias Nicolas/Xavier Perchaud/Maxime Dollo

エルメス弦楽四重奏団
(C)Svend Andersen

エマニュエル・ロスフェルダー
(C)Xavibes

エドゥアール・マカレス
(C)Mathias Nicolas

アナスタシア・コベキナ



■Carnets de voyage ― ボヤージュ 旅から生まれた音楽(ものがたり)

2018年のラ・フォル・ジュルネでは、「新しい世界へ」と題して「亡命と音楽」の関係に光を当てました。このテーマとも通底する「Carnets de voyage(ボヤージュ―旅から生まれた音楽=ものがたり)」が、ラ・フォル・ジュルネ2019のテーマです。旅先で不朽の名曲を書き上げた様々な作曲家たちが、音楽祭の主役となります。

いつの時代にも、作曲家たちは新たなインスピレーションを求めて異国の地を目指しました。彼らは、異文化から吸収したさまざまな刺激を、自分たちの創作に取り入れたのです。

音楽祭の中では、作曲家たちの旅の軌跡を多彩なプログラムと共にご紹介いたします。一例を挙げれば、18世紀には、モーツァルトがヨーロッパ中を旅しながら名作の数々を遺し、晩年のハイドンもロンドンで暮らしながら一連の交響曲を発表しています。ロマン派を代表する「旅人」と言えばリストでしょう。真の「コスモポリタン=世界市民」であったリストは、イタリア滞在中に得たインスピレーションを《巡礼の年:第2年「イタリア」》に昇華させました。イタリアはベルリオーズをも魅了し、ヴィオラ付きの交響曲《イタリアのハロルド》が生まれています。そして、もう一人のロマン派時代の「コスモポリタン=世界市民」メンデルスゾーン、スコットランド旅行とイタリア旅行をきっかけに、《交響曲第3番「スコットランド」》と《交響曲第4番「イタリア」》をそれぞれ書き上げました。

その少し後、グリンカ、チャイコフスキー、リムスキー=コルサコフ、グラズノフら、ロシアの作曲家たちが、外国の民俗音楽に並々ならぬ関心を寄せ、スペイン、イタリア、フランスなどに積極的に出かけました。同時代にはチェコの作曲家ドヴォルザークが、晩年の一連の大作を「新大陸」、つまりアメリカの地で作曲しています。

フランスの作曲家たちに注目してみると、無類の旅好きだったサン=サーンスは東洋に魅せられました。ラヴェルやシャブリエも、スペインにちなんだ美しい音楽を残しています。

このように、今回のLFJでは、さまざまな時代の作曲家たちが旅先で得た刺激の下に書き上げた名作の数々が主役となって、音楽祭を華やかに彩るのです。
(ラ・フォル・ジュルネ アーティスティック・ディレクター ルネ・マルタン)

ルネ・マルタン
(C)Marc Roger





SMART USENの「ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2019」特集は4月13日スタートです



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