ポップの魔術師ジェフ・リン率いるELO15年ぶりの全曲新曲のニューアルバム『アローン・イン・ザ・ユニヴァース』より、第一弾シングル「ホエン・アイ・ワズ・ア・ボーイ」のオフィシャル・ミュージック・ビデオが公開となった。
https://www.youtube.com/watch?v=tM34A80RTv4

「子供の頃、僕は夢を見た
大好きだったものすべての夢を
ベッドに入るとすぐに
頭の中で音楽が流れ出した
子供の頃、僕は夢を見ていたんだ」

と歌われるこの曲は、ビートルズに憧れていた少年時代からの夢と自らの音楽人生を振り返りながら、音楽の持つ力を訴える音楽賛歌だが、ビデオも歌詞のストーリーに添って、ジェフ・リンがバーミンガムで過ごした少年時代から、ミュージシャンへの夢を見ながら成長していく過程、そしてELOとしての成功をつかみ今に至る過程が描かれ、途中ジョージ・ハリスンやボブ・ディランと組んだスーパー・バンド、トラヴェリング・ウィルベリーズと思わしきバンドの姿もちらりと登場。そして、ジェフ・リンの少年時代からの夢を乗せた紙飛行機は今もなお飛び続けているのである。

ニューアルバムのオープニングを飾るこの曲は、まさに溢れんばかりのビートルズへの敬意と愛情を感じるエヴァ―グリーンのメロディ。ジェフ・リンはこの曲についてこう語っている。
「音楽は人生に強力な影響を及ぼすんだ。1つのいい曲があれば、人はこの宇宙で孤独感をずっと味わわずに済む。僕はそういう曲を作りたいんだ。バーミンガムで夢見る子供だったあの頃から今日に至るまで、僕の人生すべてが証明している。音楽でどれほどたくさんのことができるかということをね」

著名な音楽評論家でもある米ローリングストーン誌のデヴィッド・フリッケ氏は新作について以下のように語っている。
「『アローン・イン・ザ・ユニヴァース』の収録曲は、メロディ、音の感触、リフなどが『エルドラド』(1974年)、『フェイス・ザ・ミュージック』(1975年)、『オーロラの救世主』(1976年)、『アウト・オブ・ザ・ブルー』(1977年)、『ディカバリー』(1979年)といったELOの黄金時代の名作を彷彿とさせるが、ELOの素晴らしい音楽的レガシーを復活させるだけでなく、同時に進化させている」

ELO『アローン・イン・ザ・ユニヴァース』
ELO『アローン・イン・ザ・ユニヴァース』
11月18日(水)発売

【Deluxe version】
SICP-30890
3,000円(税別)

【Standard Version】
SICP-30891 2,500(税別)

ソニー・ミュージック
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