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選曲家の声
2015.11.10

世界屈指のジャズ専門店で自分好みの作品を探す楽しみ

廃盤レコードから最新CDまで、堂々たる品揃えを誇るジャズの聖地が東京・御茶ノ水に。

--首都圏を中心に、多数の店舗やネットショップを展開するディスクユニオンのジャズ専門店として、ここ「ディスクユニオンJazzTOKYO」の特徴を教えてください。

「ディスクユニオンのジャズ専門店は全部で5店舗あります。御茶ノ水にあるJazzTOKYOは、売り場面積、品揃えともに世界最大級の店舗です。特に、常時在庫数は、本場アメリカやヨーロッパのショップにも負けないほどです」

--ジャズファンにはおなじみの店舗として、いろいろなこだわりがあると思うのですが。

「ヴィンテージ、希少品の品揃えには自信がありますね。在庫を充実させるために、年に数回は直接海外へ買い付けに行き、店舗のイベントとして廃盤レコードの買い取りキャンペーンなども行っています。目利きができないと、よい商品を仕入れることはできません。そういう意味で、ここJazzTOKYOは、盤の見極めができるスタッフが揃っています。レコードファンの中では、楽しみにしてくださっているコレクターさん、リスナーさんも多いです。また、新譜については、入荷する速さはもちろんですが、他店では取り扱っていないようなマイナーレーベルまで幅広く置いてあります。ジャズが好きな方なら、初心者からベテランの人まで楽しんでいただける店舗になっていると思いますね」

--最近のジャズ界の状況について、簡単に教えてください。

「ジャズには、年代によって、ジャンルやスタイルと呼ばれる種類分けがあり、今は、50-60年代のモダンジャズをベースとした新しい作品がトレンドだと思います。古き良き作品がジャズの本筋のような印象がありますが、ファンの中には、若いミュージシャンや、ニューヨークの最前線のアーティストなどを聴く人たちも多数いらっしゃいます。個人的には、ウェイン・ショーターという大ベテランのサックス奏者が好きです。モダンジャズとフリージャズの狭間を行くようなところが気に入っています」

--「こんなジャズの聴き方」というのを教えてもらえますか?

「そうですね。例えば、私が作品を聴く時には、演奏している気分になって聴きます。サックスなら吹いている、ピアノなら弾いている気分で聴くんです。そうやってアーティストのアドリブを追うと、サクソフォニストとピアニストのフレーズが似ていることに気づいたり、各アーティストのオリジナリティにハッとしたり。そういう中で「他とは別世界だな」と思う作品に出会うと楽しくなります。実は、自分ではまったく演奏はしないんですけどね(笑)」

金子智和

ディスクユニオンJazzTOKYO スタッフの金子智和氏。USENのJAZZ (diskunion)チャンネルでは選曲を担当。店頭にいる時は接客もしている。「気軽に声をかけてもらえれば、クラシックジャズから最新トレンドまで、何でも案内しますよ」

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おなじみのレコードバッグなどディスクユニオンオリジナルグッズのコーナー。レコードの回転数を表す「rpm」というブランドを最近立ち上げた。

“これがオススメ”

ジョン・エリス
アーティスト: ジョン・エリス
タイトル: 『Charm』
テナーサックス奏者のジョン・エリス最新アルバム。ディスクユニオンJazzTOKYOで、よく売れているそう。

マニュエル・バレラ
アーティスト: マニュエル・バレラ
タイトル: 『Urban Landscape』
キューバ出身のピアニスト、マニュエル・バレラの最新作。コンテンポラリーなスタイルからキューバ音楽まで幅広い音楽性を持つ。

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