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2016.01.13

LOUDNESS・高崎晃 スペシャル・インタビュー   ~Vol.1 2015年の振り返りと2016年の活動~

昨年度は世界進出のきっかけとなったアルバム『THUNDER IN THE EAST』の誕生から30周年ということで、国内外で精力的に活動したLOUDNESSの高崎晃。2015年も終わりかけた12月30日、EARTHSHAKERとのジョイントライヴを控えた彼が、昨年度の総括と今年の抱負について語ってくれた。

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全世界にLOUDNESSの名を知らしめた伝説的作品、『THUNDER IN THE EAST』(1985年)の誕生30周年を軸のひとつとしながら、年間を通じて精力的な動きを展開してきた2015年のLOUDNESS。このバンドにとっての同年最後のライヴが12月30日、東京・EX THEATER ROPPONGIで行なわれた。しかもこの夜は、史上初となるEARTHSHAKERとのジョイント形式。アンコール時には両バンドのメンバー全員の揃い踏みによる一大セッション(Black Sabbathの「Paranoid」と、Led Zeppelinの「Rock and Roll」を共演)という、歴史的ともいうべき場面もみられた。

その12月30日の公演当日の午後、同会場の楽屋にて高崎晃との2015年最後のインタビューを行なった。これから3回にわたって彼の言葉をお届けすることになるのだが、まず今回は、2015年を振り返りつつ2016年序盤の動きについて語ってもらうことにしよう。

「なかなか充実した1年でしたね、2015年は。年の前半はわりとゆったりとしたスケジュールで。次のアルバムに向けての曲のアイデアを練ったりはしてたんですけど、比較的緩やかな感じやったんですよ。ところが5月あたりから徐々に忙しくなってきて。10月にはアメリカ・ツアーをやったわけですけど、それに向けての準備もあれば『THUNDER~』の30周年記念盤などのこともあって、夏ごろからはめちゃくちゃ忙しくなってきて。今日もこうしてライヴが控えてるわけですけど、実は明日(12月31日)は明日で、僕と(山下)昌良で、大阪でカウントダウン・ライヴをやるんですよ。友達のやっている地元のクラブでね。だから2015年は最後の瞬間まで目一杯という感じですね」

「もちろんこの流れを2016年も引き継いでいきますよ。1月15日にはさっそく『THUNDER~』の30周年記念ライヴの追加公演も決まってますし(東京・赤坂BLITZにて開催。公演チケットはすでに完売)、この勢いのまま突き進んでいきます。あの30周年ライヴというのは、かなり特殊なものでもあって。二部構成で、第一部では『THUNDER~』を曲順通りに完全再現するわけですけど、家でひとりで練習してる時なんかは全然余裕な感じなんだけども、実際それをステージで再現するとなると、やっぱりすごく緊張感があるんです。アルバム単位で演奏するということが過去にはなかったし、当時でさえやっていなかった曲というのもいくつかあるんで。それを全曲、曲順通りにやるとなると、なんか息を抜けないというか、ピリピリと張り詰めた空気のなかでやってる感じになるというか。休憩を挟んで第二部に入ると、肩の荷がちょっと下りて、いつもの感じでガーンと行けるんですけどね(笑)。今日も今日で緊張感ありますよ。というのも、ライヴ・レコーディングが入っているんで。今日この場で録音されたものが、1月にAmazonから発売されるんですよ。すごい話ですよね。最近ではそんなことができるようになってるんやな、と」

このライヴ盤については例外として、2016年にまずリリースが控えているのは、彼らの初期三作品からの選曲による再録音作品になるのだという。つまり『THE BIRTHDAY EVE~誕生前夜~』(1981年)、『DEVIL SOLDIER~戦慄の奇蹟~』(1982年)、『THE LAW OF DEVIL’S LAND~魔界典章~』(1983年)から選りすぐられた楽曲たちが、最新型のLOUDNESSサウンドで生まれ変わることになるというわけだ。この音源については、実は前々から制作が進められていたことを高崎自身も認めている。

「時間のある時にギター・ダビングとかをやり続けてきて。もちろんリズム・セクションは完成してますし、現時点でギターと歌も9割ぐらいまでは仕上がってますね。もう少しだけ作業をすれば、ミックス・ダウンに入れる感じです。この作品に関しての細かい情報も、もうすぐ届けられると思いますね。もちろん、2016年には完全なニュー・アルバムというのも発表したいなと思ってるんです。そっちのほうについても、僕ひとりで作っているガイドライン的なものがすでに13~14曲揃っているんで、それの本チャンのリズム・トラック録りにも2月ぐらいから取りかかろうと思ってるんです。1月15日の追加公演が終わったら、そっちのほうに頭を切り替えて……」

「ただ、そこで完全に創作モードに集中できるという感じでもないんですよ。2月には『MONSTERS OF ROCK』のクルーズにも参加することになっているんですね。今回は、LOUDNESSというよりも僕個人としての参加になるんで、それに向けての準備もそろそろせんとアカンし。しかも、実はその後にアメリカをツアーする可能性というのも出てきていて。向こうサイドからは、2015年のツアーでは廻りきれなかったイースト・コーストのほうでも是非早いうちにやってくれ、という声が来てるんです。もちろん僕らとしてもやりたいんですけど、今はふさわしいタイミングというのを検討中というところですね」

『MONSTERS OF ROCK』というのは、巨大客船に泊まり込んでのクルーズを楽しみながら、船内に設けられた複数のステージで四六時中ライヴを味わえるという“洋上フェス”ともいうべきもので、アメリカではすっかり定着しつつある。例年、主に80年代に活躍したバンドたちが出演者としてラインナップされており、LOUDNESSもそこに名を連ねてきた。2月22日から26日かけてナッソーやバハマ界隈を周遊する今回のクルーズは『SHREDDERS FROM THE DEEP』と銘打たれ、スーパー・ギタリストたちによる競演をひとつの目玉としたものとなっており、スティーヴ・ヴァイなども出演することが決まっている。余談ながら高崎はこのクルーズの初日に、55回目の誕生日を迎えることになる。

「クルーズは楽しみですよ。しかし今回、バンドでの参加ではないんで、出演者のなかに僕以外にはアジア人がひとりもいないんじゃないか、と。その点は少しばかり心細くもあるんですけど(笑)、まあ頑張ってきますよ。で、その前後にもみっちり作業をしますよ。4月になると、B’zの松ちゃん(松本孝弘)のツアー(4月16日に開幕を迎える『Tak Matsumoto Tour 2016-The Voyage-』)に昌良を貸し出しすることになっているんで(笑)、その前に新作のダビング関係を済ませておきたいなとも思っていて。5月1日には今年も『LOUD∞OUT FEST』が決まっているし、それまでにはアルバムの音源を完成させておきたいんです。そうじゃないとまた、いろいろと始まってきますんで」

その『LOUD∞OUT FEST』とは、LOUDNESSとOUTRAGEの合同主催によるフェスで、2015年5月にはスペシャル・ゲストにsads、オープニング・アクトにHER NAME IN BLOODを迎えて開催されている。第二回目となる『LOUD∞OUT FEST 2016』は、すでにANTHEMのゲスト出演が公表されており(会場は東京・新木場STUDIO COAST)、日本のメタル・ファンが長きにわたり熱望していた3バンドの共演、いや競演がついに実現することになる。

そして高崎自身の言葉にもあるように、LOUDNESSの2016年にはその先にもさまざまな展開が控えている。もちろんそれは国内に限った話ではない。次回は、さらなる広がりを見せていくことになる海外での活動展開について、彼自身の口から明かしてもらうことにしよう。

文/増田勇一

※トップ画像は昨年のUSツアーのもので、ロサンジェルスの 有名なクラブWhisky a Go Goでのライヴの様子



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