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2017.06.21

chayインタビュー――『chayTEA』に見つけたchayらしさ

“私が歌えば私の歌”その言葉に秘められた勇気と自信……いまもっとも旬なガールズポップ・アイコン、chayの最新作『chayTEA』は、どこを切り取ってみても、ポップでカラフル、そしてちょっぴりスパイシーなアルバムだ。「“chayTEA”cafe」の店長としてファンと触れ合ったchayが、その忙しい合間を縫ってインタビューに応えてくれた。

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――今日は「“chayTEA”cafe」の一日店長ということで、ファンにとってはたまらないシチュエーションですね。chay店長も楽しんでいますか?

「はい、楽しんでいます。本当にカフェが好きで、いつかカフェを開いて、そこで弾き語りライブをするのが夢だったので、その夢が叶いました」

――チャイのレシピを決めるミーティング、とても楽しそうでしたよ。

「あのレシピはけっこう時間をかけて考えて決めたので大変でしたが、楽しかったですね。こんな機会はなかなかないので、貴重な経験になりました」

――さっきカフェの様子を見ていたんですが、お客さんも楽しそうだし、なかなか素敵な風景ですよね。今日1日だけなのがもったいない。

「そう!もったいない(笑)。あの可愛い黄色のバスで、もっといろんなところを回りたいです」

――さて、前作『ハートクチュール』から2年ぶりとなる2nd『chayTEA』も本日発売されましたが、いまの心境は?

「この2年間積み重ねてきたことを出し切れたと思っているので、素直にうれしいです。前作からの違いを感じるところも結構ありました。例えば、今回はウェディングソングが3曲も入っています。これは意図したわけじゃなくて、たまたまなんですが、友人とか身近な人たちに結婚ラッシュが来ていたり(笑)。自分自身も年齢を重ねて恋愛観も変化してきたので、詞にもそれが反映されているのかなと感じています」

――いろんな要素がぎゅっと凝縮されているアルバムになりましたね。

「『ハートクチュール』では、いろんな世代の方に楽しんでもらえるアルバムにしたいという思いがあったので60’s、70’s、モータウン、ロッカバラード、フレンチポップスとかいろんなサウンドを取り込みました。今回もその考え方は変わっていないし、『chayTEA』もそのコンセプトを守りつつ、でも単にレトロなだけじゃなく、2017年バージョンにアップデートした感じです。その考えは、プロデュースしてくださった多保孝一さんも同じでしたね。特に「真夏の惑星」はその方向性が現れていますね」

――14曲も収録されていますし、多保さんをはじめ、いしわたり淳治さん、深沼元昭さんなど作家陣も豪華です。ユーミンと拓郎さんのカバーだったり、「あなたに恋してみました」のセルフカバーまで入っていて、何と言うか、chayさんのありったけを詰め込んだ感じですね。

「そうですね。最初はアルバムを通じてちゃんと一貫したコンセプトがあったり、統一感とかバランスを考えたほうがいいかなと思いましたが、思い切って自分の気持ちに正直にやってみたら、バラエティーに富んだ曲が並んだので、レコーディングしていくうちに、“私が歌えば私の歌”って思えるようになりましたね。ちょっとしたバランスの悪さとかは気にならなくなって、むしろ振り幅の広さとか、いろんな曲にチャレンジするというキャラクターが私らしさかなと思うようになりました」

――少なくとも、chayさん自身が歌いたくない曲はこのアルバムには入っていないんだろうなと思いました。

「そのとおりですね。本当に一曲一曲、楽しんでレコーディングできました。よくインタビューで、お気に入りの曲は?って質問がありますが、今回のアルバムは、全部の曲に思い入れがあって、選べないですね」

――ははは!実はその質問用意してたんですよ。それじゃ、僕が押し曲を選んでもいいですか?

「どうぞどうぞ。でも、1曲だけですよ!」

――んー、どうしよう。いちばんリピートしたのは「恋はアバンチュール」なんですよね。でも「Kiss me」のスウィンギンな感じも捨てがたいし……

「ね、難しいでしょ(笑)」

――ですね(笑)

「「恋はアバンチュール」なんかは、80年代当時のサウンドを知っている人には懐かしい感じだと思いますけど、歌詞はいまどきの女の子の気持ちを書いているので、私と同世代の人たちには新鮮に感じてもらえるはずです。「Kiss me」は、カントリーぽい曲を1曲入れたいなと思って作った曲で、自分でバンジョーを弾いています」

――ミッドテンポの「Don’t Let Me Down」も、独特の緊張感があって、アルバムを通して聴くといいアクセントになっていますね。

「たぶん私のパブリックイメージとは真逆にある曲ですよね。『chayTEA』はもちろん、お茶のチャイから付けたタイトルですが、チャイって甘いだけじゃなくて、スパイシーな風味があるから美味しいと思うんです。そういう意味では、「Don’t Let Me Down」がこのアルバムのスパイスになっています。ちょっとネガティブな詞の内容なので、chayらしくないって感じる人もいるかもしれないけど、いまやりたい音楽とか、書きたい気持ちを正直に表現した曲でもあります」

――ちなみに、chayさんのルーツミュージックというか、子供時代に身近にあった音楽、影響を受けた音楽というと?

「父が、80’sの洋楽が好きな人で、よくMTVのミュージックビデオをいっしょに見ていました。あの頃のミュージックビデオって、すごくカラフルでポップで自由な感じが大好きです。で、幼いながらもいちばん衝撃を受けたのがシンディ・ローパーの「ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン」(当時の邦題は「ハイ・スクールはダンステリア」)なんですよ」

――「chay’s room」でカバーしていた「トゥルー・カラーズ」も素敵でしたよ。しっとりしているのに華やかで。chayさんには、シンディ・ローパーとか、いまだとテイラー・スウィフトみたいなポップアイコンに通じる雰囲気がありますよね。ファッションとか佇まい、声にも華やかさがあるというか……

「シンディとかテイラーみたいに、“この人の歌を聴いているだけで、歌っているところを見ているだけで不思議と楽しくなれちゃう!嫌なことなんか忘れちゃう!”っていう存在になれたらいいなと思いますね」

――ブエノスアイレスの空港で、シンディが「ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン」を歌って騒ぎを鎮めたビデオ、見ましたか?ポップミュージックにはそういう力があるんですよね。

「あのエピソード、素敵でした。目指すところはそこですね。だからサウンドも華やかでポップになるし、私自身のビジュアルとかファッションだったり、アートワークにもこだわって、見た目でも楽しんでもらいたい。それがchayらしさだなって感じてもえらえるようになりたいですね」

(おわり)

取材・文/encore編集部



chay『chayTEA』
2017年6月14日(水)発売
初回生産限定盤(CD+DVD)/WPZL-31310/31311/3,500円(税別)
ワーナーミュージック
chay『chayTEA』
2017年6月14日(水)発売
通常盤(CD)/WPCL-12645/3,000円(税別)
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