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2017.01.25

ガンズ・アンド・ローゼズ、アクセル、スラッシュ、ダフ・マッケイガンがリユニオン!奇跡の来日公演をレポート

アクセル、スラッシュ、ダフ・マッケイガンというオリジナルメンバーでの来日は、1993年の東京ドーム公演以来というガンズ・アンド・ローゼズ。アクセルをして“生きている限りありえない”と言わしめた奇跡のリユニオンツアーをご存じ増田勇一のレポートでお届けする。

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1月21日、ガンズ・アンド・ローゼズ(GN’R)のジャパン・ツアーが京セラドーム大阪にて開幕を迎えた。このバンドの来日公演は約4年ぶり、通算8回目。とはいえ2002年のサマーソニック出演時以降に行なわれてきた公演は、アクセル・ローズ(vo)以外にオリジナル・メンバーのいないGN’Rだ。が、ご存知の通り2016年4月からは、往年のメンバーであるスラッシュ(g)、ダフ・マッケイガン(b)との再合流によるリユニオンツアーが展開されており、バンドは全米各地のスタジアムやアリーナを巡演。この3人が揃って日本上陸を果たしたのは1993年1月に東京ドーム公演が行なわれて以来ということになる。

今回の日本公演は「NOT IN THIS LIFETIME」と銘打たれたワールドツアーの一環としてのもの。これはかつて、スラッシュとふたたび活動を共にする可能性を問われたアクセルが吐いたとされる言葉だ。当事者の口から“生きているうちは起こり得ない”とまで言い切られていたリユニオンの実現は、まさに奇跡レベルの出来事といえる。この日、大阪に集結した3万人のなかには、この3人が同じステージに立つという図を初めて目にするという世代のファンも数多く含まれていたはずだ。

GN’Rがステージに登場したのは、オープニングアクトを務めたBABYMETALの熱演終了から30分ほどを経た午後7時6分のこと。かつては開演の大幅な遅延が日常茶飯事だったこのバンドだが、今は彼らを取り巻く時間の概念すらも違っているのかもしれない。定刻通りに始まったライヴの幕開けを飾っていたのは、『アペタイト・フォー・ディストラクション』に収録の「イッツ・ソー・イージー」。以降、彼らは「ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル」や「スウィート・チャイルド・オブ・マイン」、「ノーヴェンバー・レイン」といった往年の代表曲をはじめとする20曲超を2時間半にわたって演奏。スラッシュとダフが不在の時代に制作された『チャイニーズ・デモクラシー』(2008年)からも表題曲をはじめとする3曲が披露された。映像や照明効果がふんだんに盛り込まれた演出面の鮮やかさもさることながら、やはり楽曲自体の力とメンバーたちのカリスマ性の強さが圧倒的だった。

かつて“最も危険なロック・バンド”などとも形容されていたGN’Rだが、場内を埋め尽くした観衆の熱狂ぶりに、ステージ上のアクセルも終始上機嫌な様子だった。実際、現在の彼らはスリリングな持ち味やロックスター然とした空気感のみならず、時代を超越したクラシック・ロック・バンドとしての円熟味をも併せ持っている。80年代、90年代そのままの部分と、かつての彼らとは明らかに異なる部分。この夜のライヴはまさに、そうした双方を備えた現在のGN’Rという存在の稀有さを印象付けるものとなった。

バンドはこの後、神戸、横浜での公演を経て、1月28日(火)、29日(水)には、さいたまスーパーアリーナの2夜公演を実施する。しかもこのワールドツアーはこの先もまだまだ続いていく。過去のジャパンツアーを振り返ってみると、公演を重ねていくごとに演奏曲目が増えたり、滅多に演奏されていない曲が盛り込まれたりといった傾向もみられるだけに、今後の各公演の動向にも注目したい。是非この機会に、いかなる時代とも異なった“2017年のGN’R”の目撃者になってほしいところである。

取材・文/増田勇一
写真/渡邉一生




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